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メールだけで伝えようとすると、
文字数が制限されていたり、
画像や動画を紹介できなかったりするのが、
少し窮屈な感じがしていました。
これからは、スペースを気にせず
あなたのスケーターライフに役立つ情報をお届けするので、
楽しみにしていてください!
今日の内容は、
↓こんな感じです。
それでは、早速いってみましょう!
俺の元に届く全国の初心者スケーターの質問、悩み、相談で一番多いのが、
「高いオーリーをするためには、どうしたら良いですか?」
という質問。
スケボーを手に入れて、しばらくして、オーリーを練習し始めてから、スケーターの頭の中にこびりついて離れない悩みだよね。
「高いオーリー」っていうのは、スケーターだったら、初心者からプロまで永遠に求め続けるスキルなんじゃないかな。
それほど、高いオーリーっていうのは価値があるし、難しいことってワケだね。
今日は、俺が実際に実践して上手くいった方法をお伝えしよう。ポイントは2つだ。
この2つだ。
まず1つ目の「高く飛ばなくてもスケボーは楽しめる!」について。
俺がいつも気になるのが、相談してくるスケーターの感情が、
高く飛べない = スケボーが下手 = スケボーが楽しくない
って感じることなんだ。俺は、「高く飛べない」っていうことよりも、「楽しくない」っていうことの方が問題だと思うんだよね。
スケボーはオーリーで高く飛ばなくても楽しめる。
思い切りプッシュして風を切る気持ち良さや、普通の人では見ることができない景色を味わったり、
ショービットやターンやカービングなど、飛ばなくてもできるトリックは沢山ある。こういったトリックを、オーリーの練習に混ぜていくだけで、難しいオーリーの練習も楽しくなる。
スケボーが高く飛べる人だけが楽しめるモノだとしたら、世代や性別や国境を超えてみんなが楽しめるはずがないと思わない?
もしも、あなたが10cmのオーリーができるなら、10cmの段差や縁石を探したり作ったりして、トリックを楽しんでみるといいと思うよ。
一気に自分がストリートスケーターになった気分を味わえるからね。
そして、10cmのトリックを続けるうちに、あなたには15cmや20cmにトライできる経験とスキルが身についているはずだからね。
10cm、20cmという具体的な数字が出てきたところで、2つ目のポイント。
計測しろ!について。
俺が人生で一番高いオーリーをしたのは、工事現場にある赤いコーン。あれを立てて飛んだ時。(今では飛べなくなったけどね)
多分、27歳か28歳くらいの時だったけど、飛べた時はめちゃくちゃ嬉しかった。
俺はどうやって赤コーンを飛べるようになったかというと、
計測したからだ。
自分のオーリーの高さを、練習する度に計測したんだ。
計測といっても、細かく何cm飛んだって所までやらなくてもいい。前回飛んだ障害物に、その辺に落ちてる小枝を乗せて、前回よりも高く飛んだっていう成功を積み重ねていくうちに、気づけば、赤コーンを立てて飛んでいたんだ。
計測っていうのは、すごく大事なことで、この世は計測できるから、日々良くなってるんだぜ。
ピーター・ドラッカーっていう会社経営の神様って呼ばれている人が、こんな風に言ってたぜ。
「計測できるものは、改善できる。」
って。シンプルで分かりやすくて、あなたにもできることだと思わない?
昨日の自分をほんのちょっと越えていくことって、スケボーの楽しさの原点だよね。
そのためには、自分がどれだけ飛べたかを計測すること。
オーリーを高くするには、これが一番。プロスケーターや上級者にどうやってオーリーを高くしていったかを聞くと、ほとんどが、
「飛び越えるものを少しずつ高くしていった」
と答えてる。シンプルだけど、これを繰り返すことで、あなたのオーリーは、絶対に高くなっていくからさ、あきらめずにトライしていこうぜ。
そして、行き詰まったら、1つ目のポイントの「高く飛ばなくてもスケボーは楽しめる!」を思い出してくれ。
匿名希望さんからこんな質問が届いたぜ。
“ショービットがいつになってもできません。デッキは回転して前足でのキャッチができますが、後ろ足が乗れません。
多分チキンだからですかね(笑)稲垣さんはどのような練習をしましたか?”
うん。これは、俺も初心者の頃にハマった症状と一緒だね。
ショービットの時に、前足は乗るのに、後ろ足が乗れない原因は、「自分が飛んでない」からがほとんど。
匿名希望さんが「チキンだから」と書いてるけど、恐怖心から自分が飛んでいないというのは正解。
でもさ、デッキを180回転させて、それに乗るってさ、怖いよね。しかも足だけでそれをやるなんて、スケーターってアホみたいなことやってるよね。カッコイイけど。
これを読んでるあなたも同じ症状になったことないかな?
ショービットの時に、前足は乗るけど、後ろ足は地面に降りてしまっている。
一番手っ取り早い解決策は、転ぶのを覚悟で思い切って乗りにいく。なんだけど、それができてたら苦労しないよね。
それじゃあ、まずはデッキがどういう風に動いて、どういうタイミングで足を乗せれば良いのかっていうのを、
一度も転ばずに、何度も練習できたら、良いと思わない?
足の動きが完璧になるまで、何度も繰り返しできたら、本番の時に少しは恐怖心が小さくなりそうじゃない?
今日は、一度も転ばずにショービットの時のデッキと足の動きを何度も練習できる方法を伝授するぜ。
名づけて、「座ったままショービット」だ!
そのままなんだけど。何かに座ったままショービットの練習をする方法。
実際に俺がやっている映像がこれ↓
これだったら、転ぶことはないから、ショービットの足の動きや後ろ足を乗せるタイミングを、繰り返し練習できるよね。
ひとつだけポイントがあって、腰掛ける高さは、自分のオシリくらいのモノにすること。できるだけ、立っている時に近い高さにすることがポイントなんだ。
腰掛けるものが低すぎると、本番の時とあまりにも状況が違い過ぎて、イメージ作りにならないからね。
俺は実際に、休憩中に座ったままショービットやオーリーをして、イメージトレーニングをしたりしてます。試してみてね!
神奈川県のIさんから、
↓こんなメッセージが届いたので、紹介するね。
Hi5 稲垣さん
お世話になってます!
先日、購入したデッキテープをさっそく貼り替えてみました!さらに、切り抜き(?)でデッキテープをカスタムペイントしてみました!最高にかっこいいです!
これで、前後がわかりやすくなるし、何よりもテンションが上がりますねっ!
ありがとうございました!
Iさんが言っている「切り抜き」っていうのは、ステンシルシートのこと。厚紙をロゴの形に切り抜いてあって、シートの上からスプレーで色を塗ると、簡単にロゴをペイントできるアイテム。
デッキってパッと見は、どっちが前か後ろか分からないことあるよね。
でも、こうやってペイントすると、一発で前後が分かる。
それに、自分のデッキをカスタムするのって楽しいんだよね。
Iさんがやったようにステンシルをするのも良いし、デッキテープを切り抜いても良いし、ペンキで直接描いてもOK。
自分好みにカスタムすると、愛着も湧くし、自己表現もできて楽しい。
愛着が湧いたスケボーを踏んづけたり、傷つけたり、折ったりしてしまうのも、スケーターらしくてカッコイイもんね。
最近スケボーに乗っていないっていうあなたは、スケボーのカスタムみたいな小さな行動を起こしてみると、良いキッカケになるかもしれないから、ぜひ試してみてください!
埼玉県さいたま市のMさんから、こんな質問が届いたので、答えるね。
稲垣さん
デッキについての質問です。
Expeditionの8.06はコンケープ?(横の曲がり具合)が強く、GIRLの7.75は平らな気がします。
大きさは8.06くらいので好いのですがもう少しコンケーブの緩やかなデッキありますか?
という質問。
コンケーブが気になるというのは、色んなデッキを試している証拠だよね。Mさん、いい感じです。
コンケーブってなに?っていうあなたのために簡単に説明すると、↓これがコンケーブ。
デッキって、ノーズとテールの反り返りと、コンケーブの反り返りがあるんだ。
あなたも気づいていると思うけど、デッキの上ってまっ平らじゃないよね。
足を乗せた時のつま先とかかと方向の反り返りをコンケーブといいます。
一般的には、
コンケーブが強い(反り返りが強い)と、キックフリップなどの回転系トリックがやりやすくなる。でも、乗っている時の安定感がなくなる。
コンケーブが弱い(反り返りが弱い)と、乗っている時の安定感が増すけど、回転系トリックがやりにくくなる。
と言われてるんだけど、かなり個人差があると思う。
コンケーブが弱いほうがキックフリップがやりやすいっていうスケーターもいるから、自分にピッタリのコンケーブに出会うまで、色んなデッキを試すのが一番なんだ。
コンケーブっていうのは、基本的にデッキブランドでは統一されていることが多い。
だから、コンケーブの違いを体験したい時には、同じブランドでデッキを変えるんじゃなくて、全く違うブランドのデッキを選ぶっていうのがポイントになってきます。
最近は、コンケーブが緩いのが流行ってます。多分、回転系で攻めるテクニカルな滑りよりも、スピードや高さで見せるシンプルなスタイルが流行っているから、太めでコンケーブが緩い安定感があるデッキが人気なんじゃないかな。
でね、コンケーブが緩いのが流行ってことで、コンケーブが強いのが特徴のREALが、コンケーブが緩めのデッキを発売してます。
それが、今日俺がオススメしたいコンケーブが緩めのデッキ、REAL MELLOW CONCAVE(メローコンケーブ)シリーズデッキです。
↓この画像の上がMELLOW CONCAVE(メローコンケーブ)。下が、通常のREALのデッキ。コンケーブが緩くなってるのが分かるよね。
デッキって、ブランドごとに硬さや弾き方が違う。
REALのデッキは、硬くてよく弾くのが特徴で、そこが人気でもあるんだけど、「コンケーブがキツイんだよね〜」っていうスケーターもいるかもしれない。
そこで、コンケーブが緩いMELLOW CONCAVE(メローコンケーブ)シリーズが発売されることになったってワケだね。
もしもあなたがREALのデッキのファンで、「でも、コンケーブが緩いのも試してみたい」って時には、MELLOW CONCAVE(メローコンケーブ)シリーズがオススメです。
または、「REALを試してみたいけど、コンケーブが強いのはちょっと・・・」っていうあなたも試してみる価値があるデッキです。
REALのデッキの名前に、「MELLOW」と書かれているのが、MELLOW CONCAVE(メローコンケーブ)シリーズです。
気になるあなたは、下のリンクをクリックしてチェックしてみてくれ!
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あとは、質問する前に自分で考えて行動してみること。トライすることこそがスケーターライフそのものだからね。
トライして上手くできたっていうメッセージは大歓迎なので、ぜひ俺に教えてくれ。
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最後まで読んでくれてありがとうございます!
あなたのスケーターライフを応援しています。
一緒にスケボーを楽しんでいきましょう!