どうも!稲垣です。
俺のお店、Hi5へようこそ。
このページを見てくれているということは、そろそろスケボーでも始めようか、そろそろデッキを交換しようか、と考えていたってことでOK?
だったら、このページは読む価値があるぜ。なぜなら、このページで紹介しているChocolateは、きっとあなたのスケーターライフをハッピーにしてくれるブランドだからね。
俺は、現在41歳で、スケート歴は20年。そんなに長く続けていたら、さぞ上手いんだろうなぁって思った?
残念。ハッキリ言って、技術的にメチャクチャスゴイってことはない。オーリーが出来ない初心者ってことはないけど、偉そうにトリックについて語るほどのスキルは持ってない。
でも、自分でお店を始めてしまうほどスケボーが好きです。お店をやるっていうのは、自分が得た何かを、誰かと共感したくてやるんだぜ。お金が儲かりそうだから、っていう理由ではないんだ。
だから、ここでChocolateチームについて、あなたと共有出来ることをマジで嬉しく思ってます。
15年間もスケボーを続けていたら、オーリーが全く上手くいかない日もあったし、ケガが続いて、いっそのこと違う趣味を見つけようと思ったこともあった。
そういうことがあると、俺はChocolateチームの映像を見て、Chocolateのデッキに乗ることにしている。
Chocolateチームには、俺は何度も救われているんだけど、今でもことあるごとに、必ず見る大好きな映像があるから、今日はそれを紹介しようと思う。
その映像は、誰もがアイデアとしては考えていたけど、実行に移したことはなかった、シンプルで痛快なアイデアで作られた映像。
物凄いレベルのトリックも、目を覆いたくなるようなショッキングなスラムシーンもない。
でも、スケーターの理想が詰まってる最高の映像だから、スケボーが大好きなあなただったら、きっと気に入ると思うよ。
どうだった?もしかしたら、すでに見たことがあったかな。
Chocolateのライダーと沢山のアマチュアライダーが、街中をフルプッシュしていくシンプルな映像。
誰でも一度は、「やったら面白くない?」って提案しそうな、子供の妄想。
これを本気でやっちゃうChocolateチームって、スケボーの一番大事な部分をちゃんと持ってるチームだと思わない?
街をプッシュで移動する楽しさ。
仲間と一緒に滑る楽しさ。
大人たちを驚かせてやろうっていうイタズラ心。
短い映像だけど、スケボーの核心を描いている、最高の映像だと思う。
Chocolateっていうチームは、元々GIRLの弟分的な存在としてスタートした。
GIRLが正統派スター集団なら、Chocolateは個性的な連中を集めた感じ。
しかも有色人種に限ったライダーっていう奇妙なチームだった。今では白人のライダーも普通にいるけどね。
まぁ、でもGIRLに比べて、スタイルにクセがあるライダーばかりっていうのは、今でも変わらない。
ハゲ頭で妙なトリックさえもカッコ良く見せるマーク・ジョンソン。
日本人とのハーフで、オールドなトリックもすべてスタイリッシュに見せてしまうケニー・アンダーソン。
ニューヨークストリートスケートシーンの生き証人ジーノ・イアヌッチ。
ほとんどのトリックにフリップを入れる超絶テクニカルスペイン人スケーターのジーザス・フェルナンデス。
などなど。ただ単に上手い、スゴイっていうスケーターはいない。
どこかに個性があって、特徴的。そんなスケーターが集まっているのがChocolate。
彼らの個性を反映するかのように、デッキのグラフィックも、他のブランドと違って、ポップでオシャレ。部屋に飾っても絵になるクオリティのものばかり。
俺は、今までに何度もスケボーをリタイヤしたし、もう2度とやらないと思うこともあった。
トリックが出来ない日が続いて落ちてしまった気持ちを、もう一度高めるのはとても難しいことだからね。
でも、Chocolateという奇妙でオシャレなチームのおかげで、今でも俺はスケートボードを完全にやめられずにいる。
いつか歳をとって、膝や腰が痛くて、思い切りトライ出来ない日が来るかもしれない。ていうか、絶対来る。
それでも俺は、さっきの映像を見て、スケートボードの世界に縛り付けられる。
あなたにも、スケボーは難しくて、続けるのが難しいと思う日が来るかもしれない。
もしかしたら、今もそう思っているかもしれない。
そんな時は、Chocolateという変なチームのことを思い出して、さっきの映像を見てみてくれ。
もしかしたら、もう1日スケボーを続けてみようって思えるかもしれないからさ。