近所の空き地のスケーターよ、永遠に・・・

どうも!稲垣です。

「スケートボードは、スポーツではなくてカルチャーなのだ。」

っていう言葉を見たり聞いたりしたことありませんか?

僕は、スケボーを始めたときから何度も見たり聞いたりしてきました。

そして僕も、スケートボードは、スポーツではなくて、カルチャーだと思っています。

それじゃあ、スポーツとカルチャーはどう違うのか?

この場合のスポーツは、「競技」という意味でとらえると、違いが分かりやすくなります。

競技は、競い合って勝ち負けを決めます。

勝つことに意味が見出されると、勝つことにプラスにならないことは無駄なので排除されていきます。

スケートボードがスポーツだとすると、コンテストで点数にならないトリックや動きは、無駄になるので、誰もやらなくなりますね。

勝つことを目的に滑ると、合理的なトレーニングで最短でトリックをマスターすることが最も良いことになります。

あらゆるムダをなくし、合理的に勝ちに行く。

スポーツやビジネスでは当たり前のことです。こういうことがないと世の中は発展しないし、スポーツの進化もないですね。

それじゃあカルチャーっていうのは何かというと、いろんな意見があると思うんですけど、僕は、

ある目的のために説明を必要としない、もしくは、あえてしない行動

だと思っています。

分かりやすいのが、寿司職人の師匠と弟子の関係は、カルチャーですよね。

ちゃんとマニュアル化して教えれば習得までに数ヶ月で済むかもしれないことを、弟子は、師匠の仕事を目で見て、何年もかけて覚えていく。

寿司を握れるようになるという目的のためには、ムダなんだけど、仕事を目で盗むっていうカルチャーが好きな人にとっては、たまらない時間、関係だったりします。

だけど、勝ち負けで考えたら、カルチャーを重んじる寿司屋は勝ち目がなさそうです。

合理的に考えると、カルチャーを重んじる寿司屋が、わざわざ目で盗んで握り方を覚えているうちに、機械で握った寿司を大量に売れば楽勝ですから。

スケートボードの話に戻ります。

スケートボードがスポーツの場合、勝つためのトレーニング、練習方法、環境を手に入れた人が、きっと勝ちます。最短で最高得点に辿り着くでしょう。最高得点の滑りは、きっと素晴らしいです。

家の近所の空き地で滑っているスケーターでは絶対に不可能なトリックを、スポットライトが当たるようなピカピカのパークで次々とメイクするでしょう。

でも、僕はそんなスポーツ的なスケボーには、あんまり興味がないです。

逆に、家の近所の路面の悪い空き地で滑りまくった、独特のクセがある変な滑りやトリックをするスケーターが好きです。そして、今のスケボー界には、そんなスケーターが沢山いて、しかもプロとして活躍しています。

きったない路地裏で滑ってスキルを磨いて世界中のキッズを魅了するようになる。

そんなサクセスストーリーが、これまでのスケートボードにはあったし、これまでも残していけたら良いなと思ってます。

今日のブログは以上ですが、ブログの内容にあったブランドがあるので、良かったら最後にチェックしていってください(^^)↓

路地裏の子どもたちのためのスケートボードブランドが、DGKです。

DGKは、Dirty Getto Kids(ダーティ ゲットー キッズ)の略。

路地裏のキッズも、スケートボードひとつでのし上がるチャンスがあると、ブランドのボスでカリスマ黒人スケーターのスティービー・ウィリアムスは、伝えてくれていますね。

僕も個人的に大好きなブランドのひとつです。

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