良いスケーターと最高のスケーターの違いとは?

完璧なスケートボードを待っているうちに・・・

どうも!稲垣です。

あなたは、自分にピッタリのスケートボードに出会えていますか?

こういう仕事をしているので、メールなどでスケボーの購入についてよく相談されるんですけど、たまに、「もっと自分にピッタリのものってないですか?」っていう感じで、なかなかスケボーをゲットできない方がいらっしゃいます。

できれば自分に合ったもの、満足できるものでスタートしたいその気持ち、よく分かります。僕も未だに色んなデッキやパーツを試し続けています。

あと、「自分の家の前でしか滑ったことがありません。オーリーを完璧にしてからパークやストリートに行った方が良いですか?」みたいな相談もけっこう多いです。この気持ちも、僕はすごくよく分かります。やっぱり下手クソな姿を誰かに見られるのって嫌ですもんね。

  • できれば完璧なスケートボードが欲しい。
  • できれば上手くなってから人前に出たい。

この気持ち、よーーく分かるんですが、それだときっといつまで経ってもスケボーの本当の面白さに出会えないのではないかと思います。

僕も昔、上手くなってからパークに行こうと思って、家の近所でしか滑らないスケーターだったんですね。

だけど、あるきっかけがあって勇気を持って上手い人が沢山いるパークに滑りに行ったんです。

そしたら驚くことに、誰も僕のことなんて見てなかったんです!!

みんな自分が楽しむことに精一杯で、僕が下手とかなんてどうでも良くて、良い意味で無視されていたのです。

なので、気にせずパークで滑ったらめちゃくちゃ楽しかった!そのおかげでスケーターの友だちができたりしたし。

何かを始めようとする時、誰でも周囲の目が気になります。そんな時、僕は、甲本ヒロトっていうロッカーの、こんな言葉を思いだすようにしています。

「ギターが上手くなってからステージに上がろうと思っているうちに、おじいちゃんになっちゃうよ。」

最高の言葉だと思っています。上手くやるよりも楽しむことの方が大切ということを思い出させてくれます。

完璧なスケートボードを待つのではなく、出会えたスケボーで思い切り楽しんでみましょう。

上手く滑れるのは良いスケーター。楽しむことができるのは最高のスケーターだと思います。

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