もしも自分の子供がプロスケーターになりたいと言ったら・・・

もしも自分の子供がプロスケーターになりたいと言ったら・・・

どうも!稲垣です。

こないだテレビを見ていたら、ある女の子が両親に、

「プロ野球選手になりたい!」

と言っていました。それを聞いたお父さんは、

「プロは甘い世界じゃないぞ。」

と、反対しているわけです。

プロ野球なんてほんの一握りの天才たちがしのぎを削る世界。

ましてや今までに女性がプロになったことはない。

お父さんは、正しいことを言っているのかもしれないのですが、僕は、

「このお父さんは、プロ野球選手やったことあるの?目指したことは?それに向けて努力したことは?」

と思ったんですね。

どうして経験も挑戦もしたことがない人が、

「プロの世界は厳しい」

なんて言えるのかな?と素朴に疑問に思ったんです。

多分、厳しいとは思いますよ。何十万人もいる野球人口のトップ数百人が競い合うわけですし、何千万円、何億円稼ぐわけですから、そりゃあ楽ではないと思います。

だけど、厳しいっていう言葉には、あまりにも具体性が欠けてないですか?

厳しさにも色々あると思うんですよね。

理不尽で耐え難い屈辱的な厳しさもあれば、自分で解決して乗り越えていける厳しさもあるでしょう。

「プロ野球選手になるって、具体的にどういう風に厳しいの?」って聞けば良いのに・・・と僕はテレビを見ながら思いました。そして、ふと気づいたんです。自分がこのお父さんだったら何をしてあげられるのかな?と。

僕は、来年の春に子供(女の子)が産まれる予定です。もしも自分の子供が、

「お父さん!私、プロスケーターになりたい!」

と言ったらなんて答えるだろうかと、ちょっと考えてみたんですが、答えは一瞬で見つかりました。

プロスケーターとしてやっている人、もしくは、プロスケーターになったことがある人に聞きに行ってみようぜ!

これです。これしかないです。プロスケーターでもなんでも良いですが、世の中で厳しいと言われている世界に我が子が飛び込もうとしている時に親ができることは、情報収集の手助けではないかと思います。

自分自身にその経験があったら最高です。その世界の厳しさを具体的な言葉で伝えてあげたり、解決策も教えてあげられるでしょう。

でも、ほとんどの場合、そんなことはなかなかなくて、大体の親は、

「厳しい世界だぞ。お前には無理だ。」

ととりあえず反射的に反対してしまうものだと思います。嫌がらせとかではなくて、できることなら、我が子には安全で安心な人生を歩んでいって欲しい、そう思う気持ちからだと思います。

だけど、やりたいって言っているのを、自分の思い込みからやめさせるのってどうかなぁと思うんですよね。

そもそも子供もどうして、経験がなさそうな親に許可をもらいに行くんでしょうか?相談なら分かるけど、許可を得る必要なんてないですよね。

もしもあなたがまだ未成年でこれからプロスケーターになりたいと思っていて、親にそのことを話そうとしているなら、↓こう聞くべきです。

「プロスケーターになりたい。かといってむやみに滑ってるだけでは、スケボーでメシ食えないだろうから、スケボーで稼いで生活している人に話を聞きに行きたい。だから情報収集を手伝って欲しい。旅費とかそういう面で助けて欲しい。」

ここまで具体的に助けを求めてたら、大体の親は「おう。がんばれよ。まずはどうするかな。」って一緒に行動するんじゃないのかな?ならないのかな。僕なら、絶対一緒に情報収集するけど。

もしかしたら、情報収集するうちに、「うわぁ。これは自分には無理だわ。」ってなるかもしれないし、逆に、「確かに厳しいけど、スケボー好きだし、いけるやろ!」って自信につながるかもしれない。

一緒に情報収集した親にとっても、厳しさが具体的になって、子供にどんなサポートをしてあげたら良いのかっていうのも分かると思うんですよね。

もしも、このブログを読んでいるあなたの子供が「プロスケーターになりたい!」って言ってきたら、一緒に情報収集をしてあげてください。もしくは、

「プロスケーターになるためには、どんな行動が必要なのか、一緒に調べてみよう。」

って言ってあげてください。一緒に調べて行動できるなら、子供は本気です。逆に、一緒に調べたり行動したりしないなら、それは多分、現実逃避です。僕は、子供の時、現実から逃避できるならどんなことでも言う子供だったので分かります。現実逃避したい子供は、一緒に行動されると困るんです。ただ逃げたいだけだから。

ということで、もしも自分の子供が「プロスケーターになりたい!」と言ってきたら、

厳しいという思い込みで反対するのではなく、一緒に情報収集してあげる

これです。今日は以上です!

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