こんにちは!稲垣です。
スケーターの中には、「俺はパークでは滑らん!ストリート命や!」っていう人もいるんだけど、あなたはどう?
「そもそもパークに行っても何も出来ない。」っていう場合もあるかもしれないよね。僕も、パークに行ってもパーク独自のセクションはほとんど使わないで、結局、カーブボックスでストリートのトリックを延々とやってたりするんだよね。
ストリートで生まれたスケボーだから、本当に楽しめる場所は、ストリート。大事な考えだよね。
でもさ、スケボーの大会やコンテストって、パークで行われることがほとんど。なんだかスケボーの大会って、スケボーの魅力がなくなっちゃうんじゃない?なんて思ったりもするけど、そんなこと全然ないよ。
スケボーの大会って、制限時間などのルールはあるんだけど、一般的なスポーツの大会なんかとは全然違って、とにかく「会場を驚かせてやろう!」っていうマインドが溢れかえってる。パークにあるセクションをあり得ないトリックで使ったり、「そっち飛ぶかー?」みたいなことをするスケーターがいたり、トリックよりもパフォーマンスやスタイルで魅せるスケーターがいたりするからね。
つまり、「沸かせた者勝ち」だったりする。しかも最終的に、ポイントがどうとかってよりも、自分が決めたいと思っていたトリックを決めて帰るっていう感じ。
大会に出ている上級者スケーターもあなたも、いつも孤独にスケボーと向き合って努力している。大会に勝つためにスケートしているって言うよりも、スケートを楽しんでいる途中に大会があるって感じかもしれない。
もしかしたら、ひとりでオーリーの練習を繰り返しているだけで、「これが一体に何になるんだ?」って思うときもあるかもしれない。でもさ、その時間を体験していないと、自分も自分以外のスケーターも認めることが出来ないんだよね。
自分が出来て、他人が出来ないこと。
他人が出来て、自分が出来ないこと。
どっちも認められるのが、スケボーの素晴らしいところだと思います。
出来ない自分をしっかりと感じることも、スケボーにとって大事なことかもね。
ところで、
NEWSページで報告を続けている、スケートボードシューズブランドLAKAIの全国大会「LAKAI TOP TABLE TALENT」の関西大会が開催されました。
今回も、ハイレベルなトリックがバシバシ決まっていたみたいだよ。
しかもLAKAI TOP TABLE TALENTは、ある意味ストリートの大会って感じ。使うセクションは、ピクニックテーブル1台だけ。これをどんな風に使うかは、自由。今回もテーブルをオーリーで飛び越えるスケーターがいました。オーリーというトリックの人気度がうかがえますね。
大会の様子は、下の映像をチェックしてみてね!
次回のLAKAI TOP TABLE TALENTは東京大会です。
ストリートスケートの楽しさに関して書いたコラム、「どうしてストリートスケートが楽しいの?」も良かったら読んでみてね。
どうしてストリートスケートが楽しいの?のページはこちら==> https://hi5sk8.net/?p=9834