オーリーの前足のすり上げに関する勘違い

tencho-portrait

 

どうも!稲垣です。

いつもブログを読んでくれてありがとう!

今日は、いつものブログと違って、すぐに質問を紹介するね。

神奈川県 Oさんからの質問。

こんにちは。ご無沙汰しております。Oです。
毎週メルマガを楽しく、かつ参考に読ませて頂いています。

またアドバイスを頂きたいのですが、

オーリーでデッキの1枚は、だいぶ楽に飛べるようになってきましたが、やはりテールの上がりが良くありません・・・。

低くものを飛んだときに時々ですが、前足でテールを引き上げられた感じがあるのですが、その時は特に意識をした訳でなく、なんだか出来ちゃったといった感じです。

その後も何となく前足を使う感覚があったり、なかったりと、飛べてるけどキレイじゃないオーリーになることがほとんどどです。

そこで、何となく前足の感覚が出てきたのなら、オーリーの時に前足の動きに集中して練習するのはどうなのかと思いまして・・・

多少の失敗は無視して前足に掛ける、刺すといった動作にウエイトを置いても良いものなのか、

やはり飛べることを重視した方がイイのか、色々と考えてダメになる時もあるので、その辺のさじ加減をアドバイス頂けたらと思いメールしました。
毎回、微妙な質問でスイマセンが宜しくお願いします。

という質問。

Oさん、全然微妙じゃないぜ。初心者スケーターにとってはどストライクな質問だよ。

このブログを読んでるあなたもOさんと同じように悩んでいたんじゃない?

俺もオーリーの前足に関しては、未だに悩んでるよ。

だから、Oさんの悩みはよく分かる。

Oさんのオーリーの悩みをまとめると・・・

低い紹介物を飛び越えているけど、全然キレイなオーリーじゃなくて、納得出来ない。

このままのオーリーで続けていって良いのか?

それとも、飛び越えられるということは一旦あきらめて、前足の動きをマスターする練習をした方が良いのか?

ということだよね。

今のタイミングでこのことに気づいたのは、マジで良いことだよ。

なぜなら俺は、この選択を間違って、ずーっと間違ったオーリーをしてきたからね。

ここでクイズです。

俺は、一体どちらの方法でスケボーを続けてきたか?次のAとBから選んでみてね。俺が間違えて選んだ方法はどっちか?

  • A:飛び越えられているんだから、そのままのオーリーでやっていく。
  • B:まずは、前足の動きをマスターしてから、次の段階に進む。

考えてみてね。








(考える時間です。)







ちゃんと考えた?

答えは、Aの「飛び越えられているんだから、そのままのオーリーでやっていく。」だ。

これを繰り返したおかげで、ずっとオーリーが不安定なままだったんだ。

本当は、前足の動きを、完全とは言わないまでも、ある程度マスターしてから、先に進むべきだった。

けど、俺は、「飛び越えているんだから、OK。」ということにして、前足の動きを、「多分、できてる」という状態でスケボーを続けてきた。

それでももちろんスケボーは楽しかったし、ある程度のオーリーはできたから、色んなトリックも楽しめた。

でも、やっぱり、不安定なオーリーなんだ。そして、どこがダメなのか、自分でも気づいていなかったんだ。

そこで俺は、半年くらい前から、オーリーの前足の動きの研究を始めた。

そして、ついに、

オーリーに関する勘違いを発見した。

その勘違いに気づいて修正をした結果、オーリーがかなり安定するようになった。

まだまだ俺自身もマスターしていないから、まだハウツーとしてお伝えすることはできないんだけど、マスターしたらお伝えするね。

で、今日は、俺がしていたオーリーの勘違いについてお伝えします。

これに気づいて修正するだけで、あなたのオーリーは、今までよりも絶対に安定するようになるよ。

オーリーの前足に関する勘違いというのは、

すり上げる

ということだった。

あなたもオーリーは前足のすり上げが必要ってことは知っているよね?

でも、この「すり上げ」っていう言葉が、俺達に勘違いをさせていたんだ。

まずは、チェックしてもらいたい動画がある。

プロスケーターのオーリーの前足の動きに印を付けた動画だ。

オレンジの点が前足の動きなんだけど、真っ直ぐ上に動いているのが分かるよね。俺はこの動画を見て、「あれ?すり上げてなくない?」って思ったんだ。解説も「前足ですり上げていない」って言ってる。

俺のオーリーの前足のすり上げのイメージって、前足の小指側でデッキをすり上げて持ち上げるイメージだったんだよね。

シューズとデッキテープの摩擦を使って、持ち上げるイメージ。↓こんな感じ。

オーリーの前足のすり上げ

 

テールを弾いたらすぐに前足の小指側で、必死にすり上げる。これで別に問題なさそうなんだけど、足の小指側とデッキテープの摩擦を利用しようとしているってことは、前足の力の方向って、実は↓こうなんだよね。

オーリーの前足のすり上げ

 

足の小指側をデッキにくっつけるから、どうしても、真上じゃなくて、進行方向にも力が働いてしまう。

これをすることで起こる良くないことは2つ。

  1. デッキが上がってくる力を抑えこんでしまう。
  2. この後にやらないといけない前足の突き出しができない。

ヤバイよね。こんなオーリーをしていても、キレイなオーリーができるわけがない。

俺は、このオーリーでずっとやってきた。このオーリーでも、ある程度までは高さが出るんだ。

でも、自分でコントロールしている高さじゃなくて、Oさんと同じで「納得出来ない」って感じ。どうして飛べたか分からないっていうような状態。できてるのできてないの?っていうモヤモヤがずーっと残ってた。

でも、すり上げをやめて、さっきのプロの動画のように、前足は持ち上げるだけにすることで、デッキがスムーズに上がってくるようになったし、前足の突き出しをする余裕も出てきたんだ。

しかも、すり上げをやめてからは、シューズの消耗がかなり少なくなったんだ。やっぱり必要以上にすり上げてたんだね。

俺は最近、この「すり上げ」という言葉が、オーリーを難しくしている一番の原因じゃないかと考えるようになった。

今日俺があなたにお伝えしたいのは、

すり上げることで、デッキを持ち上げようとしてはいけないってこと。

イメージ的に、すり上げっていう「上げ」の言葉のイメージに引っ張られて、前足でデッキを持ち上げてしまう。だけど、

  1. デッキの持ち上げは、テールを弾くことで行う。
  2. テールを弾いたら、前足はデッキのノーズの反り返りまで移動させるだけ。

この2つを意識してみてください。

で、さらに前足の進行方向への突き出しっていう動きが必要なんだけど、これには、もう1つのコツをマスターする必要があって、これは、「すり上げ」以上に難しい。なぜなら、マジで言葉で説明するのが不可能なコツだからだ。

上手いスケーターは、このコツをつかんでいるからこそ、キレイなオーリーを安定して成功させることができているんだ。

俺もまだマスターしていないけど、練習を繰り返していて、少しずつコツをつかみ始めた所。

前足のすり上げをやめて、前足の進行方向への突き出しのコツをつかんだら、分かりやすいハウツーにしてお伝えするので楽しみにしていてね。

長くなってしまったけど、Oさんの質問に一言で答えるなら、

納得できないオーリーを続けるより、オーリーの前足の動きの練習をしていこう!

ということになる。俺は、この選択を間違えて、すごく長い時間オーリーが不安定で悩んできたからね。

オーリーは一か八かのトリックじゃない。必ず自分でコントロールできるトリックです。

低くても良いから、自分でコントロールできるオーリーの方が、無理やり高さを出しているオーリーよりも、価値があるよ。

もしもあなたが前足のすり上げに関して、俺と同じような勘違いをしていたなら、今日のブログの内容を参考に修正してみてね。マジでオーリーの感覚が一気に変わるからね。

あきらめずにトライしていこうぜ。あなたのオーリーの成功を応援しています!

Oさん、マジで良い質問ありがとうございます!


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今日のブログはここまで。

もしもあなたもスケボーで困っていることや分からないことがあったら、どんどん質問を送ってください。

近況報告などのメッセージも大歓迎だし、相談や悩みごとでも全然OK。

「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな」なんて考える必要はないぜ。

あなたの質問が、全国の初心者スケーターの問題を解決するキッカケになるかもしれないからね。

ただし、すでに回答したことがある質問もあるかもしれないので、まずは「よくある質問ページ」をチェック。すぐにあなたの悩みが解決するかもしれないからね。

あとは、質問する前に自分で考えて行動してみること。トライすることこそがスケーターライフそのものだからね。

トライして上手くできたっていうメッセージも大歓迎なので、ぜひ俺に教えてくれ。

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最後まで読んでくれてありがとうございます!

あなたのスケーターライフを応援しています。

一緒にスケボーを楽しんでいきましょう!

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