人生にとって大切なことは、スケートボードが教えてくれた。

人生にとって大切なことは、スケートボードが教えてくれた。

どうも!稲垣です。

新しい年を迎えて、「今年こそスケボーを始めたいです!どんなスケボーを選ぶと良いですか?」っていう質問が増えてきています。

スケボーの選び方に関してまとめた記事があるので、↓こちらをチェックしてみてほしいんですけど、

デッキ選びのポイント

実は、↑このページに書ききれていないことも沢山あるんですね。お店としては、価格と品質に納得して買って頂ければ十分かもしれないし、そのほうが効率はとても良いです。

だけど、スケートボードってマジで奥が深いから、デッキ選びが人生やライフスタイルを左右することになったりするんですよ。

僕が今こうやってスケートボードショップを経営して、毎日ブログを書く人生を歩んでいるのも、最初にGIRLのデッキを買ったからです。

他のブランドだったら、こういう人生にはならなかったかもしれない。

たかがデッキ選びだけど、その行動が今後の生き方や価値観を左右したりするかもしれない。

「まさか!」「たかがスケボーで人生なんて変わらんやろ」って思うかもしれませんが、僕はスケートボードから色んなことを学んできました。

スケートボードで上達する過程で得た考え方や体の動かし方は、生き方にも通ずることがあります。

今日は、僕はスケートボードから学んだ大切なことをいくつか紹介していこうと思います。

 

 

成功よりも、挑戦に価値がある

僕は人生において、成功することよりも、挑戦することを大切にしています。

「絶対に成功させないといけない」と考えると、自分が現在できることしかやらなくなります。

そうではなくて、自分の失敗を許してあげて、挑戦することに価値を置くことで、少しずつだけど成長してこられたと思っています。

スケートボードを始めると「転んでいる姿を見られたくない」という感情が湧いてきます。だけど、スケートボードでは、「転んでいるやつのほうがカッコイイんです。」

転んでいるのは、できないことに挑戦している証です。

トリックの難易度は関係ありません。できないことに挑戦すること自体に価値を感じれば、他人の目を気にせずにスケートボードを楽しめます。人生もきっと同じです。

 

小さな成功を積み重ねる

スケートボードトリックの代表格にオーリーというトリックがあります。

デッキに乗ったまま飛び上がる不思議なトリック。

スケボーを始めた人なら誰でも、プロスケーターや上級者のようにオーリーで高く飛びたいと思います。

それじゃあ、プロスケーターも上級者も、初日から高く飛べたのかというとそんなことはありません。

プロスケーターや上級者に「どうやったら高いオーリーができるようになりますか?」と聞くと、決まって、

「飛び越えるものを少しずつ高くしていったよ。」

と答えます。

スケートボードにインチキもコツも必要ないってことの現れですよね。

1cmが飛べたら、2cm。2cmが飛べたら3cm。と少しずつ飛び越えるものを高くしていくだけ。誰にでもできるシンプルで確実な上達方法です。

きっと人生もこれと同じだったりします。

一番簡単なはずなのに、多くの人ができないことを続けていくこと。

自分の人生を特別にしたいのなら、小さな成功を積み重ねていくが大切だということを、スケートボードは教えてくれます。

 

足元じゃなくて、行きたい方向を見よう!

前足をデッキに乗せ、後ろ足で地面を蹴って進んでいくトリックをプッシュといいます。

スケートボードを楽しんでいくなら必ずマスターしないといけないトリックなのですが、なかなか上達しないというスケーターが多いです。

プッシュが上手くできないスケーターの一番の特徴は、

足元ばかり見ている

ということです。

転びたくないという恐怖心から、足元に気を取られて、結果バランスを失い、転んでしまう。

そんな時は、顔を上げて、自分が行きたい方向を見ましょう。

顔を上げるだけでバランスが取りやすくなり、行きたい方向を意識するだけで、体重移動が楽になるはずです。

これって、人生と同じだと、僕は思います。

転ばないように、失敗しないようにと下を向いていると、小石や地面のひび割れみたいな、転ぶ原因ばかりがみつかります。

顔を上げて行きたい方向を見れば、景色や空が見えます。風を切る音が聞こえます。他の人達も見える。

スケートボードも人生も、怖いと感じたら、行きたい方向を見ることで、バランスを取り戻せます。

 

まとめ

スケートボードから学んだ大切なことは他にも沢山ありますが、今日は、とりあえず3つ紹介しました。

とはいえ、あんまり難しく考えず純粋に楽しんでも良いと思います。

ただ、僕はスケートボードを売る立場として、できれば、買ってくれたお客さんの人生やライフスタイルが、スケートボードをきっかけに良くなってくれたら嬉しいなぁと思っています。

今日は以上です!最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

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