クルーザースケボーって何ができて、何ができないの?

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どうも!稲垣です。

最近、↓こういう質問が多いです。

「クルーザースケボーってどんなトリックができて、どんなトリックができないんですか?」

スケボーを買おうと思って調べているうちに、ストリートスケート用とクルージング用があることが分かってきて、

自分はどっちを買えば良いのだろうか・・・

と分からなくなってしまう人が多いみたいです。

なので、今日は、クルーザースケボーとストリートスケボーの違いや、クルーザースケボーでできること、できないことをお伝えしますねー。

 

一番大きな違いは、ウィールの硬さ

クルーザースケボーとストリートスケボーの一番大きな違いは、ウィールの硬さです。

↓これがクルーザーウィール。

スケボー 通販 KROOKED ZIPZINGER クルーザー ウィール 80DU 54mm

↓これがストリートウィール。SPITFIRE ウィール 通販 CLASSIC クラシック 52mm 99D ななめ前

スケボーのウィールの硬さは、「DU」っていう単位で表されています。数字が大きいほど硬いウィールになります。

最近のストリートスケートでは、99〜101DUが主流です。

クルーザーウィールは、70~90DUが主流です。

ストリートスケート用のウィールに比べて、クルーザーウィールが柔らかいというのが分かりますね。

なんで、クルーザーウィールが柔らかいのかっていうと、

ウィールは、柔らかいほうが、静かでスムーズな乗り心地になるし、スピードも出る

からなんです。

加えて大きいウィールのほうが、さらにスピードが出やすいし、路面が悪くても進みやすいです。

「柔らかいほうが良いこと多いだったら、みんなクルーザーウィールにしたほうが良いんじゃない?」

って感じなんですけど、柔らかいことで、できないトリックがあったり、トリックがやりづらくなったりしちゃうんですね。

つまりそれが、「クルーザーウィールでできないトリック」ってことになります。

そんで、ほとんどの人は、

「クルーザースケボーでオーリーはできるのか?」

ってことが気になって質問してきています。答えは・・・

 

クルーザースケボーでできるトリック、できないトリック

「クルーザースケボーでオーリーはできるのか?」

答えは、できます!

クルーザースケボーでも、オーリーはできるので安心してください。

オーリーというトリックには、ウィールの硬さはあんまり関係ないので、クルーザースケボーでもオーリーの練習ができますよー。

それじゃあ、クルーザースケボーでできないトリックって何かっていうと、↓こういうトリックです。

ウィールを横滑りさせるパワースライドのようなトリックは、柔らかいウィールを付けたクルーザースケボーでは、できません。

ウィールが柔らかすぎると、摩擦が強すぎて、ウィールが滑らず止まってしまうからですね。

パワースライドに限らず、ウィールを横に滑らせるようなトリックは、全部できない、もしくは、やりづらくなります。

例えば、180オーリーをした時に、「ドライブ」と呼ばれる動きを入れたりします。↓ちょっとこのトリックを見てみてください。

このトリックは、バックサイドキックフリップっていって、バックサイド180とキックフリップを混ぜたトリックです。

着地の時に、後ろ側のウィールが「ギュッ」って地面を滑ってるの分かりますか?映像では、何度もトリックがでてくるので、よーく見てみてください。

このトリックは、空中で、体とスケボーを180度方向を変えて着地するトリックなんですけど、180度回りきらなかった時に、地面に着きながら、ウィールを「ギュッ」って滑らせて、ある意味無理やり180度回りきってしまうことがあります。

この「ギュッ」ってときの動きを、ドライブっていうんですけど、クルーザースケボーでは、このドライブもできないです。

ドライブっていう動きは、進行方向を変えるトリックでは、意外と便利というか、ほとんど無意識でやってしまうくらい、頻繁にやる動きだったりします。

なので、クルーザースケボーでは、ドライブを使った動きはできないものだと考えておいてください。

まとめて言っちゃうと、

クルーザースケボーでは、摩擦がかかるトリックができない。

ということですね。

オーリー、キックフリップ、ショービット、ボードスライド、グラインドというトリックは、ウィールに摩擦がそんなにかからないので、クルーザースケボーでもできます。

ただ、どのトリックも、ストリートスケボーよりはやりづらいっていうことは覚えておいてくださいね。

 

クルーザースケボーとストリートスケボー、どっちを選ぶべきか?

  • クルーザースケボーのメリット:スムーズで静かな乗り心地とスピード。
  • クルーザースケボーのデメリット:ウィールに摩擦がかかるトリックができない。やりづらい。

というのが分かったところで、「自分は、どっちを選ぶべきか?」ってことになると思うんですけど、基準は、トリック重視か、ノリ重視か?ってところだと思います。

  • ストリートスケートがおすすめ:オーリーをマスターして、ストリートやパークで色んなトリックにトライしていきたい。
  • クルーザースケボーがおすすめ:オーリーは練習したいけど、街乗りしたり、公園とかでノンビリスケボーを楽しみたいというあなたは、クルーザースケボーがおすすめです。

トリックも街乗りも両方楽しみたいという場合は?

トリックも街乗りも両方楽しみたいっていう欲張りなあなたでも大丈夫。

  1. まずは、ストリートスケボーを買う。
  2. 追加で、クルーザーウィールをスペアとして買う。
  3. トリックをガチでやる時は、硬いウィールを使い、ノンビリ楽しみたいとかスケボーで移動したいっていう時は、クルーザーウィールに付け替える

っていうのが良いかと思います。

スケボーに興味があって、トリックも気になるけど、まずは純粋にスケボーを楽しみたいというあなたは、まずはクルーザースケボーで、スケボー本来の楽しみを味わってから、トリック用のスケボーを買ったほうが良いと思います。

クルージングって、本気じゃないみたいでどうなんだろう?っていう人もいるみたいなんですけど、僕は、そんなことないと思うんですね。

ストリートスケートでトリックにトライするとしても、街やパークをクルージングする楽しさを知っていないとカッコイイスケーターにはなれないと思います。

スケボーの起源は、サーフィンです。まずは、スケボーに乗って、街やパークをサーフする感覚を楽しんでみてくださいね。応援しています!

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