スケボー + 得意なこと = 永遠

スケボー スケートボード 練習方法 コツ

photo credit: Rev Dan Catt via photo pin cc

こんにちは!稲垣です。

スケボーしてる?

しばらくスケボーに乗ってない、あなた。ちょっとイメージしてみて。

ウィールとアスファルトが擦れる音。

デッキと地面がぶつかる音。

何十回とトライして、やっと成功したトリック。

仲間と腹を抱えて笑うひととき。

想像すると、今すぐデッキを片手に飛び出したくなってきたんじゃない?

僕も書きながらウズウズしてきました。

実は、僕は、約1ヶ月スケボーしていません。なぜかというと、腰痛のためです。

元々、椎間板ヘルニアという症状を持ってて、それが再発しています。ここでは椎間板ヘルニアに関しては詳しく書かないけど、つまり、「腰が痛くてスケボー出来ねー。」ってことなんです。

仕事や日常の生活は、気をつけていれば問題ない程度の痛みなんだけど、さすがにスケボーみたいな激しい動きは無理。

無理と分かっていても、「もう大丈夫かな?」と勝手に判断して、家の前でオーリーして、「うがぁ~!(痛い!)」を何度か繰り返したため、「これは、アカン。」ということで、安静にしてます。

医者が言うには、今回の症状は長引くタイプらしいので、諦めてゆっくりしています。

「したいのに、出来ない。」というのは、色々考えることがあったので、ブログに残しておこうと思いました。

あなたが、スケボーは好きなんだけど、「確かな理由もなく」スケボーから離れ始めていたら、スケーターライフに復帰するヒントになるかもしれないので、読んでみてね。

『永遠に生きると思って学べ、
明日死ぬと思って生きろ。』

インド独立の父、マハトマ・ガンジーの言葉にこんなのがあります。

「永遠に生きると思って学べ、明日死ぬと思って生きろ。」

矛盾しているように思える言葉だけど、こんな感じで生きていると、人は成長すると思う。

スケボーでレベルアップする時って、たしかにこんな感じだった。

「プッシュが安定したら、オーリーをマスターして、近所の階段を飛んで、そしたら、キックフリップの練習をして、パークに行って上手い人達と仲良くなって・・・。」

って感じで、自分が永遠に成長できると信じている。

その反面、

「明日はスケボー出来ない。トリックの感覚を忘れたくないから、あと10回メイクしないと帰らない。」

っていう不安みたいなものに取り憑かれて、延々と練習していたりする。

あなたもスケボーに没頭している時、こんな感じじゃなかった?

この2種類の精神「学べ」と「生きろ」は、言い換えると、「練習」と「やる気」につながっていて、この2つがないとスケボーって上手くならないし、楽しくないと思う。

とは言え、ちょっと「綺麗過ぎる言葉」にも聞こえるよね。実際、僕もこの精神でずっとスケボーしてきたか?と聞かれると、「理由もなく」スケボーしていない時期があった。あなたが、

「これは、理想の話であって、仕事や学校もあるしさー。誰でもこんな風には出来ないよねー。」

って思う気持ち、よーく分かる。

でも、腰を痛めて1ヶ月、「したくてもスケボーが出来ない」、という状態を経験して、声を大にして言いたい。

「スケボーしとけ!(特にオッサン)」

と。40代、50代になったら、「したくてもスケボーが出来ない」というのが普通になっていくかもしれない。今やっておくしかないんだよね。

「やろう!」と決めた時、自分に残された時間が、目標にたどり着くために必要な時間よりも短かった時の落ち込みを想像すると、ゾッとしました。

と同時に、「したくてもスケボーが出来ない」という時が、自分に訪れることも現実的に考えることが出来ました。

「したくてもスケボーが出来ない」っていう厳しい条件じゃなくても、「今みたいなアクティブな動きは出来なくなる。」っていう風に考えると、スケボーの楽しみ方や関わり方が変わっていくはずだよね。

僕は、スケボーはスポーツっていうよりも、ライフスタイル、文化だと思っています。

スケボーは、一般的なスポーツと違い、沢山の表現方法が存在しています。

映像、音楽、写真、ファッション、デザイン、アート。どれもこれも専門的な技術が必要で、難しそうなんだけど、これらをスケボーと結びつけると、一気に「俺でも出来るじゃん!」になるから不思議。

だから、スケボーって「もう体が動かないから楽しめない。」っていうものじゃない。自分らしい楽しみ方、関わり方がきっと見つかると思う。

「スケボーは上手くないと楽しめない」ものだったら、こんなに個性的で奥が深い文化になっていない。

僕は現在、「スケボーショップ」として、スケボーに関わっています。スケボーに乗ることも楽しんでいるけど、これからは「スケボーショップ」として何をしていこうかというのが中心になっていくと思う。

僕は、スケボーのスキルも全然だし、スケボー界に広い人脈がある訳でもない。ただ、自分の生活から、スケボーを失くしたくないと思っていました。自分の経験や出来る事で、スケボーに関わる方法を探したら、ショップだったって感じ。

あなたが、「理由もなく」スケボーから離れてしまったとしたら、こんなことにコンプレックスを持っていない?

・いつまでたってもスケボーが上手くならない。
・いつも一人で練習していて、なかなか仲間が出来ない。

どう?こんな風に思っていたら、スケボーが続かないよね。楽しくなさそうだもんね。

実はこれ、僕がずっと持ってるコンプレックスなんだよね。それでも、ショップをやってしまうほどスケボーを楽しんで、続けてこられたのは、自分の「得意なこと」「好きなこと」とスケボーを結びつけることが出来たから。

「なんだか最近スケボーする気にならないなー。」っていうあなたは、「得意なこと」「好きなこと」「楽しいと思うこと」とスケボーを組み合わせてみるのをオススメします。

「自分の得意なこと」とスケボーを持ってストリートに出かければ、きっとあなたにも、「永遠に生きると思って学べるモノ」が見つかると思うよ。

だから、「明日死ぬと思って」スケボーしにいこうぜ!

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