ある1枚の写真とスケボーのビデオプレミア。

どーも!稲垣です。

12月18日(土)に、僕のお店Hi5(ハイファイブ)で、CHOCOLATEの新しいフルレングスビデオBUNNY HOPのプレミア上映会が行われます。

一般公開は、2021年末になるみたいなので、一足先に見られるチャンスだから、一緒に観ましょう!

という感じで、プレミア上映が決まってから、なるべく多くの人に声をかけているし、お店からの発信も増やしている。

うちで取り扱っている大切なブランドの集大成だし、どうせなら沢山の人に来てくれたほうが盛り上がるしという気持ちと、

スケーターにとって、プレミア上映というのは、経験しておくといいことだと思うので、いつにもなくぜひ足を運んでほしいという思いがある。スケートブランドやチームのフルレングスとなると、年に数回あるかないかの貴重なタイミングだからだ。

と語っている自分も、スケボーを始めたばかりの時に、「スケボービデオのプレミア上映」なんていうものは、知らなかった。多分、今ほどプレミア上映というのをやったりしていなかったと思うし。

だけど、ある1枚の写真で、プレミア上映というものを知った。

YURI SHIBUYAさんという写真家が撮った写真。

ニューヨークのSupreme前でのプレミア上映の様子だ。(エイリアンワークショップのビデオと聞いていたけど、違うという話もある)

当時のSupremeは、道路に向かって、でかいモニターを設置していて、それを使ってプレミア上映をやっているのだ。

堅苦しくないというどころか、道端である。地べた。

スケートショップ前の道端で、スケーターが地べたに座り、スケボービデオのプレミア上映。美しさすら感じる。

この輪の中に入っている自分をイメージして、ワクワクしたし、

1人が好きな自分でも、全体に入りたいと思うことがあるんだなと自覚した記憶がある。

スケートボードというのは、その行為自体は、とても孤独だ。上手くなろうが、下手のままであろうが、自分以外の人にとっては、かなりどうでもいい。

その孤独さが、ハミ出し者にとっては、心地良いのだけど、たまに発生する時間の共有があるからこそ、僕たちは、スケートボードに縛りつけられていると思うのだ。

一緒に滑っている人のトリックの成功をみんなで称え合うというのが、時間の共有の最高潮だと思うけど、スケボービデオのプレミア上映も楽しい共有の1つだ。

スケートボードチームっていうのは、勝敗が関係ないのにチームとうたっている変な奴らだ。

勝敗が関係ない連中が集まる理由なんて、「ノリ」でしかない。

上手い下手とかじゃなくて、滑っていると楽しいから一緒にいる。

これは、もうチームじゃなくてバンドだ。

だから、スケートボードチームが出すビデオっていうのは、バンドのニューアルバムみたいなもので、

プレミア上映っていうのは、みんなでバンドのライブに行くような感じだ。

1人で観てもアガると思うけど、みんなで観たら楽しいし、思い出になる。

CHOCOLATE BUNNY HOPのプレミア上映は、全国各地でやるみたいなので、気になる人は、公式サイトをチェック!富山県は、Hi5だよー。

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