どうも!稲垣です。
こないだリリースされたSUPREMEの新ビデオは、チェックしましたか?
SUPREMEは、ニューヨークのスケートショップで、今では、ファッションブランドとしても超有名ですね。
そのSUPREMEが、サンフランシスコに新しいお店をオープンするということで、今回のビデオには、サンフランシスコのスポットやスケーターが沢山出ていました。
BAKERのKADER SYLLAが、攻めまくっていてカッコ良かったんですけど、個人的には、サンフランシスコのアドレナリンジャンキークルー GX1000のメンバーの滑りが最高でした。
SUPREMEのビデオを作っているウィリアム・ストロベックっていう人は、独特な技法でスケーターを撮影しています。
僕たちがよく見るスケボーの映像って、フィルマーもスケボーに乗って、カメラを下の方に構えるスタイルで撮影されています。
このスタイルで、魚眼レンズを使うと、スケーターの足元スレスレまで近づいて撮影できるので、迫力ある映像が撮れるんですね。
でも、ウィリアム・ストロベックっていう人は、スケボーに乗らないし、カメラを下の方に構えたりしません。
どちらかというと、報道カメラマンみたいに、人間の目の高さと同じ視点から撮影します。
なので、SUPREMEのビデオは、いつも、ドキュメンタリーな雰囲気があります。スケボーのビデオを見ているっていうよりも、スケーターの日常を覗いているような、そんな感じです。
今回のCANDYLANDでは、GX1000クルーがいつもと違う視点で撮影されていて、新鮮で良かったです。
あと、ビデオ内でSUPREMEクルーが集まって滑っている、赤レンガの地面のスポット。ここは、エンバカーデロという地区にあるスポットで、スケーターからは、EMB(イーエムビー)と呼ばれている伝説的なスポットです。
GIRLのマイク・キャロルや元CHOCOLATEのチコ・ブレネスが子供の頃から滑ってスキルを磨いた場所。歴史に残るトリックが沢山生まれたスポットです。
何年か前にスケボーができなくなってしまったのですが、最近は、また滑れるようになってるみたいです。
マイク・キャロル達が滑っていた伝説のスポットで、SUPREMEクルーが新しい伝説を作るというのが、おっさんスケーターにとっては、たまらんのです。
SUPREMEクルーとGX1000クルーという、東西のスタイルがミックスされていて、観終わった後には、リベラルで革新的でパンクなイメージが頭に残りました。2回連続で見て、次の日にも2回連続で見るほどハマってます。このブログを書いた後にも、もう1回見ようと思っています。
GIRLの新人プロスケーター タイラー・パチェコもGX1000クルーとして、ヤバめのトリックをかましていましたよー。パチェコが履いているLAKAIシューズが、10月27日まで、20%オフでゲットできます。よかったらチェックしてみてくださいね。