どうも!稲垣です。
今日のブログは、全然中身ないです。読んだところで、オーリーが高くもならないし、初心者スケーターが元気になるっていう内容でもないです。
いつもお店でお客さんと話しているような内容をそのまんまブログにした感じです。お暇ならお付き合いくださいねー。
***
こないだ、お店に来た若いスケーターがこんな風に言っていたんです。
「ANTIHEROってチャラいブランドなんですか?SUPREMEとコラボとかしているし、チャラいイメージあるんですけど」
と。
これは、いかん!と僕は思いましたね。誤解されて伝わっているぞと思ったんです。
結論から言うと、ANTIHEROは、チャラくありません。というか、むしろ、チャラいという言葉の真逆、対極にあると言っても過言ではない、コアもコア。ハードコア中のハードコア。むいてもむいても核しか無いような、ガッチガチのコアブランドです。
今のスケートボードのスタイル全部を包んでしまえるほどの懐の深さもある最強のスケートボードブランドです。
一方、SUPREMEと言えば、毎週行列ができる人気店。ヴィトンとのコラボや芸能人の着用率の高さから、「チャラい」っていうイメージが付いてきてるかもしれないんですけど、こちらもコア中のコアです。
ファッションブランドとしてブレイクしたっていうのがあるから、どうしても、髪型2ブロックで、大きめのTシャツに、細めのパンツ、足元はボリュームがあるNIKEのスニーカーを履いているチャラい人が着ているっていうイメージになっちゃうんですけど、それは上辺だけ。掘っていけばいくほど、ガチでコアなスケートボードブランドっていうのが分かってきます。
僕の場合、SUPREMEは、ファッションブランドというよりも、スケートボードショップという見方をしています。
今では当たり前になったブティックタイプの洗練されたスケートボードショップも、最初にやったのはSUPREMEです。デッキのセレクトにもこだわっていて、SUPREMEにセレクトされるのがステイタスっていうくらいの厳しいセレクトをしています。
開店当時、スタッフは、ガチのストリートスケーターしかいなくて、お店の中でスケボーしまくったり、Tシャツを広げたお客さんに「俺が畳んだTシャツを勝手に広げるんじゃねぇ!」って怒ったりしてたらしいです。ヤバイですよね。
だけど、その媚びないやり方が話題を読んで、ニューヨークの芸能人やモデルやアーティストがお客さんとしてやってくるお店になったと。
ついこないだもSUPREMEからは、フルレングスビデオがリリースされました。
BLESSEDという作品なんですけど、めちゃくちゃカッコいいです。滑り、スタイル、テクニック、映像、音楽、ファッション。どれも超一流で、このビデオを出している間は、SUPREMEがスケーターから無視されることはないだろうって感じでした。
ANITHEROの話に戻ります。
どうして、ANTIHEROがチャラいっていうイメージになったかっていうと、SUPREMEとコラボしているからなんですね。
SUPREMEのチャラいイメージがANTIHEROにくっついちゃって、ANTIHEROもチャラいイメージになってしまったと。
僕は、さっきのスケーターには、
「ANTIHEROは、全然チャラくない。チャラくないどころか超ハードコア。」
と説明して、さらに、こんな風に言いました。
「SUPREMEもハードコア。だから、ANTIHEROとSUPREMEのコラボなんて、ヤバすぎてやっちゃいけない組み合わせ。禁断。巨人と阪神が合併するくらいヤバイ。」と。
ほんと、良い意味でやっちまった!っていうコラボなんです、ANTIHEROとSUPREMEの組み合わせは。
というわけで、もしも、このブログを読んでいるあなたが、ANTIHEROやSUPREMEはチャラいなんて思っているなら、そんなことはないです。どっちも、スケーターにとって欠かすことができない最高のブランドです。どちらのアイテムも、本気で滑っているスケーターがズタボロにして着ていたら最高にカッコいい。
ANTIHEROのデッキを使ってみたいなぁって思っているなら、迷わずCLASSIC EAGLE(クラシックイーグル)を選びましょう。
スケーターなら胸に1羽のワシを飼っているはずです。
固定観念や常識を見つけたらバッサバッサと飛んでいって、バリバリ食い散らかすワシ。それが、ANTIHEROのCLASSIC EAGLE(クラシックイーグル)です。
乗ってるだけでスケーターならテンション上がりまくるデッキです。
↓SUPREMEとANTIHEROのコラボの映像。マジで禁断。パーカー欲しい。