どーも!稲垣です。
ROYALから新しいトラックが届きました!
4年以上の研究、開発、テストを繰り返し、ようやく完成した、すべてが新しいROYALトラック。
GIRLの副社長でプロスケーターのマイク・キャロルが設計を担当し、こだわりを詰め込んだトラックに仕上がっています。
ちなみにマイク・キャロルは、GIRL、CHOCOLATE、LAKAI、ROYALというトップスケートブランドを経営しながら、プロスケーターとしても滑ってきたスゴい人。
堀米悠斗くんも全力で獲りに行って残念ながらとれなかったTHRASHERマガジンのスケーター オブ ザ イヤーに輝いたこともあるカリスマスケーター。
今で、最前線は若手に譲って、ライダーの発掘、ブランドの経営、製品の開発やテストをしています。マイク・キャロルの若いときの滑り↓
ROYALの新トラックは、数々の名パートをリリースしてきたマイク・キャロルの太鼓判が押されたトラックということなのです。
これまでのROYALトラックからアップデートされたことが5つもあります。
前モデルのスタンダードモデルと比べて、約25g軽くなりました。前後合計で50gも軽いです。
オーリーのときに、「トラックの重さを使ってデッキを足の裏にくっつける」っていう高等テクニックがあって、トラックは軽ければいいってこともないんですけど、やっぱり軽いトラックは、疲れにくくて良いです。フリップなんかの回し系のトリックもやりやすくなるしねー。
新しいROYALトラックは、キングピン回りのデザインを改善。
グラインドのときに、縁石やレールに引っかかりやすいキングピンを引っ込めてあるので、スムーズなグラインドを楽しめます。
長く流せるグラインド、最高なんですよ。オーリーやフリップよりも、脳からなんか快楽物質が出る。そのためのニューROYALトラック。中毒注意。
新しいROYALトラックのブッシュは、一つ一つ手作業で取り付けられています。
これを機械でやると、ブッシュが硬く締まりすぎて弾力性がなくなり、トラックの性能を引き出せなくなります。
手作業で丁寧に取り付けられたブッシュで、安定したカービングを実現!
新しい鋳造技術で作られた新ROYALトラックは、耐久性が30%もアップ!
削れにくく折れにくいので、トラック交換頻度が下がって出費も減。財布に優しいトラックなのです。
新しいROYALは、ベースプレートも一新。
ベースプレートは、普段あまり気にしないけど、アクスルやハンガーといったトラック全体を支える大切な部品。
足裏の力をデッキや地面に届けたり、逆に、地面やデッキの感覚を足裏に伝える役目をしてくれています。
新しいROYALトラックは、神聖幾何学を使ってデザインされています。
曼荼羅みたいなこのブロックが、スケーターに最高の弾き、フリップ、デッキフィールを提供してくれます。
という感じで、5つのアップグレードを実現したニューROYALトラック。
マイク・キャロル、めちゃくちゃ頑張ってくれました。
まだ公表はされていないけど、どうやら、チームライダーも少し入れ替わりありそうな感じ。
個人的には、オーストラリアの若手 Rowan Davis(ロワン・デイビス)が加入しそうなのが嬉しい。
THRASHERマガジン主催のアマチュアスケーターのツアーに参加しているときの映像でROYALトラックに乗っていたし、ROYALトラックの公式サイトにもロワンの写真が使われています。
ロワンは、GIRLのアマチュアにフックアップされた注目株のイケイケスケーター。ROYALの新しい顔としてバッチリだと思います。
新しいライダーの発表が待ち遠しいけど、ROYALといえば、ヴィンセント・アルバレズとグリフィン・ガスの二人ですね。
二人とも、長年ROYALのライダーとして滑っているプロスケーター。スキルもスタイルも一流です。
ヴィンセント・アルバレズは、新しいROYALトラックの発売を記念して、すべてグラインドトリックのパートを公開しました。
派手ではないんですけど、めちゃくちゃヤバいパートだと思います。
レギュラーとスイッチを入れ替えながら、ストリートのセクションを削ったり、当て込んだり。見ているだけで、ストリートスケートのアイデアがあふれてきます。
このパートは、テストを兼ねて、すべてのトリックを新しいROYALトラックに乗って撮影しています。
ALL GRIND?というメンションをヴィンセント・アルバレズに送ってみたら、「Hahah sick(ハハハ ヤバイよね)」と返ってきました。そんな軽いノリで作ったんかい。
ていうか、ちゃんと返信してくれたりして、ヴィンセントマジでナイスガイ。
このパートのタイトルは、”All Grind (No Grima)”。
No Grimaを調べてみたら、Grimaは、しかめっ面みたいな意味みたいで、No Grimaは、多分、「余裕で」っていう捉え方で良いのかなと思います。
すべてグラインドのパート(余裕で)って感じですかね。カッコいいなー。ていうか、頭おかしいんじゃないかなー。
ROYALの新しいトラックの耐久性やグラインドの良さも表現されていて素晴らしいパートだと思います!
ということで、新しいROYALトラックが、5つのアップデートとプロスケーターの厳しいテストを経て、ようやく発売されました!
しかも、新しいROYALトラックは、3モデルもあります!
の3モデル。
スタンダードは、最もシンプルなチームモデル。
インヴァーテッドキングピンは、キングピンをひっくり返して、さらに快適なグラインドの滑り心地を実現したROYALの人気モデル。
ウルトラライトは、ROYAL初の軽量トラックとなっています。スタンダードよりも約60g軽くなっています。前モデルと比べると90gも軽い!
今回、日本に入荷してきたのは、インヴァーテッドキングピンとウルトラライトの2モデル。スタンダードは、もう少し先になるみたいです。
軽いトラックが苦手な人は、インヴァーテッドキングピンモデルで大丈夫です。キングピン以外は、スタンダードと同じ設計になってます。
ROYAL好きだけど重たいのよ〜と悩んでいた人は、ぜひウルトラライトで!
僕も、さっそくテストしています。
選んだのは、ウルトラライトの144。デッキサイズは、8.25インチです。
前のセッティングは、ROYALロー5.25に8インチデッキ。
新しいROYALには、ローがないので、久しぶりにハイのトラックということで、まだ乗りこなせていないですが、乗ってみた感覚は、
という感じです。
「こんなのROYALじゃない!」というくらい変わってはないです。前のROYALトラックの個性は残しながら、性能がアップしたという感じがします。
今後もテストを続けて、感想をお伝えしたいのですが、ここまで読んでくれたあなたにお願いがあります。
トラックを替えるのは、スケーターにとってそれなりに大きな決断だと思います。
僕自身も新しいROYALトラックは、まだテスト段階で、これから数ヶ月乗って使うか決めてみようかなと思っています。
もしも、あなたが「新しいROYALトラックを試してみたい」と言ってくれるなら、特別価格でお試しすることができます。
発売されたばかりの新しいトラックを値引きするのは、気が引けるんだけど、まずは、本当にROYALトラックが好きな人に試してもらって、感想を聞いてみるのがスケートショップのやるべきことかなーと思いました。
ROYALトラック好きだぞ!マイク・キャロル好きだぞ!ヴィンセント・アルバレズのオールグラインドパートにやられたぞ!というあなた、新しいROYALトラックを使って、感想を送ってくれませんか?
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感想は、必須ではないですが、送ってくれたら嬉しいし、ブログやメルマガで紹介させていただきます。
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