どうも!稲垣です。
オーリーの練習してます?
毎日練習しているのに、全然できない!って凹んでないですか?
いきなり怖い話をするんですけど、僕は、10年以上スケボーしているのにオーリーができないままの人を見たことがあります。それも1人や2人じゃないです。
怖いですよね。自分もこのまま10年も練習を続けたのに全くオーリーができなかったら・・・。
今までに、色んなスケーターと滑ってきたんですけど、上達しない人には、みんな共通点がありました。それは、
同じ練習方法を延々と続けていることです。
上級者に「どうやったらオーリーができるようになりますか?」と聞くと、
「反復練習を続けることだよ」と返ってくることがほとんどです。
反復練習は、スケボーの上達のためにはめちゃくちゃ重要というか、絶対に必要なことです。
だけど、オーリーができない人も、反復練習はしているんですよね。もしかしたら、人一倍やってるかもしれない。なのにできない。
なんでできないかというと、練習方法を変えていないからなんですね。
天才と言われているアイン・シュタインっていう人が、こんな風に言ってました。
「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」
例えば、↓こんな人がいたら、どう思いますか?
Aという結果が欲しい。まずは、BとCを混ぜてみよう。結果は、Dだった。おかしいな、もう一回BとCを混ぜてみよう。結果は、Dだった。おかしいな、もう一回BとCを混ぜてみよう。結果は、Dだった。おかしいな、もう一回BとCを混ぜてみよう。結果は、Dだった。おかしいな、もう一回・・・
ちょっとヤバイですよね。BとCでは、Dしか出ないよって言ってあげたいですよね。
もしも、あなたが混ぜる側だったら、BとCじゃなくて、BとFとか、CとFを混ぜてみたりしますよね。
結果を変えたいなら、原因を変えないといけないんですね。
これは、オーリーでも同じです。
何回もやっているのに、思うように結果が出ない練習方法は、変えたほうがいいです。
具体的には、どうやって変えれば良いのか?
僕がいつも心がけていたり、お店に来たスケーターにアドバイスしていることは、この2つです。
- 簡単にする
- 力を抜く
順番に説明していきますね。
簡単にするというのは、例えば、手でオーリーしてみたりするということです。
スケボーの難しさって、足でやるってところだったりします。
人間って、手のほうが圧倒的に思いどおりに動かしやすい。
なので、手でオーリーをやってみると良いのかなと思います。
これは、完全に僕の持論なんですけど、手でできないことは、足でできないです。
手でできたことを覚えておいて、足を手のように扱うとやりやすかったりします。
手でやるというところまで簡単にしなくても、何かにつかまってやってみたり、座ってやってみても良いです。
とにかく、今よりも簡単にすること。ムキになってやり続けることに良いことは、あんまりないです。(たまにムキになると良いこともあります)
次に、力を抜くについて。
オーリーが上手い人と下手な人の最大の違いは、力加減です。
上手い人は、最低限の力だけでオーリーをします。
逆に下手な人は、どんどん力を加える方向性でオーリーをします。
オーリーに限らず、スケボーのトリックは、力で解決しようとすると、上手くいかないです。
オーリーが上手くいっていないなと感じたら、力を抜く方向性で解決をしていきましょう。
さっきのオーリーよりも、力を抜くことを意識すると、何か新しいコツが見つかる可能性が高まります。
最後にコツについて。
よく、オーリーのコツっていう言葉を聞くんですけど、コツってなんでしょう?
僕なりに考えたコツっていうのは、
「それをやると、劇的に改善すること」
です。
コツをつかむまで反復練習を続けるって言ったりするんですけど、反復練習ではコツはつかめないと思います。
なんでかっていうと、コツは、やってみたら一発で劇的に改善することだからです。
何回やっても改善が見られないということは、すでに間違ったやり方をしている可能性が高いです。
なので、反復練習の前に、コツをつかむ必要があるんです。
それから、コツを反復練習しないと上達しないんです。
ということは、コツをつかむ方法を知った方が良いですよね?
僕がいつもやっているコツをつかむ方法は、色んな練習方法を試すです。
さっきのBとCを足す考え方言うと、色んな物を足したり、掛けたり、引いたり、割ったりしてみることです。
やり方を変えないと、結果は変わりません。
コツをつかむためには、色んな練習方法を試すことが大切です。
コツは、つかむと、劇的に、しかも一発で結果が改善することです。
たまに、「これでオーリーできていますか?」とオーリーを見せてくる人がいるんですが、自分でできているかできていないか分からない場合、オーリーはできていないです。
オーリーができると、自分でも確実に「できた!」と分かります。それくらい、オーリーってできると気持ち良いです。
長くなったのでまとめると、
- 間違った練習方法を続けてもオーリーはできない。
- コツをつかんでから、コツを反復練習しよう!
- コツをつかむためには、練習方法を変える。
- 練習方法を変えるときには、もっと簡単にしてみる、もっと力を抜く。
という感じです。
最後に、たとえ間違った練習方法でも、滑り続けているスケーターは、カッコいいです。
コツをつかんでいてもいなくても、スケボーの上達に必要なのは、「練習あるのみ」です。
これからも「練習あるのみ」の精神で滑り続けるスケーターが着ていたら最高にカッコいいパーカーとキャップを作りました。
完全予約生産なので、この機会にぜひ!