ポップからマニアックまで、スケートボードシューズ選びが楽しいぞ。

どうも!稲垣です。

春のスケボーブームも少しずつ落ち着き始めています。

先月までは、富山のお店もオンラインストアも、コンプリートデッキを探しているお客さんの対応だけで1日が終わってしまい、ゆっくりブログを書くこともできませんでした。

今回のブームは、SNSで一気に広まったので、すでに結構な数の人が飽きてしまったり、梅雨に入っちゃったので落ち着いてきたのかなと感じています。

なのでまた、ブログを書いたり、オンラインのお客さん達のサポートを再開していきます。

今日は、最近入荷したおすすめのスケボーシューズを紹介しようと思います。

「イケてるシューズを履いてモテモテになりたいぜ!」というポップな話から、

「そんなところ誰も見てないやろ・・・」というマニアックな話まで書こうと思います。

最後には、ちょっとお買い得になる情報をお伝えするので、ぜひ読んでいってください。

オシャレスケーターを目指すなら1足は持っていたいのが、スリッポンシューズ!

僕のお店で取り扱っているスケートシューズブランドは、3つです。(来春からブランド増えますよー)

  1. LAKAI
  2. VANS
  3. CONVERSE

どれもスケボー用にデザインされたシューズなので、耐久性が高く、軽くてトリックがやりやすいです。

この3つのブランド全てから、スリッポンタイプのシューズが発売されています。

LAKAI OWEN ブラックスエード

LAKAI OWEN VLK

VANS スリッポン Slip-On Pro チェッカー ブラック/ホワイト

VANS SLIP ON PRO

CONVERSE CS LOAFER SK

見て分かる通り、スリッポンタイプのシューズには、靴紐がありません。

なので、サイズが合わなかったら靴紐で調節ができないというデメリットがあるんですが、それでも各ブランドが揃って発売するほど、最近人気です。

なんでそんなに人気なのかというと、とにかく楽!

履いたり脱いだりがマジで楽。日本は、靴を脱いで家に上がる文化なので、靴紐を気にしなくて良いってだけで、生活の手間が1つなくなって、マジで楽。

そして、なんといっても、スケボーしやすい!

スリッポンシューズは、靴紐を通すためのデザインをしなくて良いので、作りをシンプルにできます。

足にゴチャゴチャとまとわりつくものがなくなって、デッキのコントロールがやりやすい!

僕は、トリックの調子が悪くなると、すぐにスリッポンシューズに履き替えます。すると、とりあえず、いつもの調子を取り戻すことができるんですね。なので、必ずいつでもスケボーできるスリッポンシューズを1足キープしているほどです。

最近スリッポンシューズが人気になっている理由は、ファッション的に良い!というのがあると思います。

シンプルなので、どんなスタイリングにも合わせやすい。

個人的には、太めのパンツをロールアップしてスリッポンシューズを履くのが好きです。

CONVERSE SKATEBOARDING CS LOAFER SK ブラックモノクローム

↑CONVERSEのスリッポンシューズは、ローファータイプ。仕事にも履いていけるオシャレシューズに仕上がってます。デートにも履けるよ。オーリーで擦れる部分は、スエードになっているので、安心してトリックの練習もできます!

↑VANSのチェッカー柄は、ファッションピープルにも人気だけど、スケーターが履いて、オーリーで穴が空いているくらいがちょうどいいっす。

スリッポンシューズは、値段もお手頃なので、この機会にぜひ1足!

VANS好きなら真っ先にゲットしておきたい新型!

次に紹介するのは、↓これ!

VANS SK8 LOW ブラックスエード

VANS SK8 LOW PRO(バンズ スケート ロー プロ)!

VANS好きにとっては、ついに出た!という感じのニューモデルなんです。

VANSと言えば、↓このハイカットモデルをよく見ると思います。

永遠の定番 VANS SK8 Hi(バンズ スケート ハイ)です。

VANS SK8 Hiは、個性的なシルエット、スケボーのしやすさ、ケガの予防など、スケーターのための靴って感じで、スケーターの定番街道まっしぐらのモデルなんですけど、少し重たくて暑いんですよね。

でも、オーリーガードの強さとつま先のおしゃれな雰囲気など、譲れない良さがあって、スケーターは、デメリットを気にせず履いてました。

だけどもみんな少し思っていました。「ローカット出さんかい」と。いや、思っていなかったかもしれないですが、僕は思っていました。「ローカット出たら最高やろ」と。

そしたら、ホントに出たのが、VANS SK8 LOWなんです。

ハイカットの部分をスパーンとなくして、軽快なイメージになったし、実際に軽いです。足首のホールドはなくなっちゃったけど、オーリーやフリップの時に足首が軽く動かせて、めちゃくちゃイイ感じ。ストリートスケーターは、絶対にローカットのほうがトリックやりやすいです。

スタイリング的にも合わせやすくなって、オシャレ履きにもおすすめです。

VANS SK8 LOWのページへ>>

最後は、LAKAIは、マニアックな方に向かっていて、とてもいいぞ、という話。

こないだLAKAIから、↓こんなシューズが発売されました。

NEWPORT Hi(ニューポート ハイ)というモデルの新色です。

NEWPORT Hiは、クラシカルなデザイン、ソールの柔らかさ、足のホールド感が評価されて、LAKAIでも人気のモデルです。

そんなNEWPORT Hiから出たこのモデル。かなりマニアックなデザインがされています。

スケーターの聖地と呼ばれているアメリカのサンフランシスコ。

そのサンフランシスコの中でも、スケボーでの成功を夢見て沢山のスケーターが向かうのがPIER 7(ピアセブン)というスポット。

↓こんな感じのスポットです。

グラインドやスライドをしたら気持ちよさそうな縁石が沢山並んでいるスポット。使い方を変えれば、ギャップやマニュアル台にもなるので、スケーターの想像力を刺激してくれます。

1990年代は、このPIER 7から新しいスタイルが生まれたし、このスポットで有名になってプロになったスケーターも沢山いました。

その中でも、僕がPIER 7の魔神と呼んでいるスケーターがいます。

↓この人、Rob Welsh(ロブ・ウェルシュ)です。

PIER 7だけの滑りを編集したパートが出てきてしまうくらい、PIER 7の縁石を削り倒した男です。

多分190cmくらいありそうでっかい体に7.5インチくらいの細いデッキ。レギュラー、ノーリー、スイッチ、フェイキーを自在に入れ替えて、見ている人にトリック名を分からなくしてしまうスタイル。まさに魔神です。顔、めっちゃイケメン。

Rob Welshは、長年LAKAIのライダーで、今は、LAKAIのセールスをやったりしているみたいです。

で、今回発売されたNEWPORT Hiは、このRob Welshモデルなんです。

ホワイトスエードの方は、PIER 7のテクスチャを落とし込んだニクいカラーリング。

↓ソールは、PIER 7の縁石や地面をイメージしたグレーのモザイク柄。

↓ヒールには、PIER 7の刺繍入り!

↓グリーンスエードは、Rob Welshが好んで着ていたBOSTON CELTICSのユニフォームをイメージしています。

↓タンには、ナンバリングとネーミング。

多分、このPIER 7 NEWPORT Hi、スケーターにしか理解できないし、スケーターの中でも、かなりマニアックな人に向けて作ったものだと思うんですよ。

Rob Welshが現役の頃は、スケートシューズブランドと言えば、スケーターだけが履いているものでした。NIKEやADIDASが本格的に参入してきてからは、普通の人も履くし、ネーミングでスケートシューズブランドを選ぶ人も増えました。

LAKAIは、経営、デザイン、テストまで、スケーターが手掛けている純度100%のスケートシューズブランド。大手ブランドの勢いに押されて元気がなかったときもあったけど、最近は、良い感じにスケートボードの方に振り切っています。

その振り切り具合が、このPIER 7 NEWPORT Hiに表れています。このシューズは、スケボーの歴史やカルチャーを深く掘り下げないと作れないですよね。

コンセプトはマニアックなのに、ただ単にイケてるシューズに仕上がっているのもすごく良いと思います。イキらずに普通に履いてカッコいいスケートシューズです。

見た目やコンセプトももちろんなんですけど、NEWPORT Hiは、ソールがめっちゃいいです。

LAKAIが独自に開発したソールで、特徴は、蜂の巣状のミゾ。360度グニャグニャ曲がるので、新品でも柔らかく馴染みやすいソールなので、トリックの調子が落ちにくいよ!

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今日は以上です。

スケートシューズのご注文は、↓下のリンクからどうぞ!

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