どうも!稲垣です。
僕は、スケートボードって、トリックを練習して競い合うだけじゃなくて、色んな要素が複雑に絡み合った文化だと思うんですね。
特に、スケボーと音楽は濃厚に絡み合っています。音楽がこってり豚骨スープなら、スケートボードは、スープが絡みまくる太ちぢれ面って感じ。スケートボードをすくうと音楽も一緒に持ち上がってきます。
なんて語ってはいるけど、僕はそんなに音楽には詳しくなくて、いつも友人からオススメを教えてもらったり、Spotify(スポティファイ)っていう音楽アプリのオススメをサーフしてダウンロードしたりって感じです。
そんな僕が、良い音楽と出会うキッカケになっているのが、スケートボードの映像なんです。
スケートボードの映像には、必ずと言って良いほどBGMが挿入されていますよね。このBGMが、僕の音楽ネタなのです。グッドミュージックは、スケートボードが教えてくれました。
僕はたまにジャズなんていうカッコイイ音楽を聞いたりするんですが、これもスケートボードの映像で聞いたのがキッカケです。
ジャズとスケートボードって、合わなそうで合うんですよ。ジャズがどんな音楽なのか詳しいことは知らないんですけど、ジャズの上下左右に揺れる感じとスケートボードのクルージング感やグラインドの不協和音が合ってるんですよね。
今日は、僕がオススメする「ジャズをBGMにしたスケートボードの映像」を3本紹介します!
Eastern Exposure 3 – New York City
名フィルマー Dan Wolf(ダン・ウォルフ)の名作Eastern Exposure 3のニューヨークパート。
マイルス・デイビスの憂鬱なトランペットにニューヨークのストリートスケートがドハマリした最高過ぎるパートです。
Mark Gonzales in Video Days
スケートボードの歴史に刻まれた名パート、Blind Video Daysのマーク・ゴンザレスのパート。
曲は、ジョン・コルトレーンのTraneing Inです。
ストリートを好き勝手に自由に滑りつつも、ちゃんとパートして成立してしまうゴンズの滑りとジャズとの組み合わせは最高なのです。制作はスパイク・ジョーンズ、さすがっす。
Guy Mariano “Mouse”
GIRL MOUSEのガイ・マリアーノパート。
曲は、ハービー・ハンコック。
ガイ・マリアーノは、いつ見てもスゴイけど、このパートが最強だと思う。
初っ端のスイッチビッグスピンフリップと曲の入りで、一気に引き込まれます。
この曲を普通に聞いても「スケートボードに合いそう」ってならないと思うんですよ。ガイ・マリアーノの滑りの奥深さと編集の妙が合わさって完成した名パートです。