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スケボービデオに欠かせないのは、リアリティ。

スケボービデオに欠かせないのは、リアリティ。

どうも!稲垣です。

今日は、終戦記念日。

戦争映画の名作に火垂るの墓っていうのがあります。

この映画を作った高畑勲監督が、↓こんなことを言ってたそうです。

戦争の真実については、ここでは語らないのですが、火垂るの墓が、いつまでも多くの人の心に残り、支持されているのは、作品中に真実味、リアリティが描かれていたからだと思うんですね。

そんで、僕は、スケボービデオには、この真実味やリアリティというものがめちゃくちゃ重要で欠かせないものだと思っています。

高価な機材や専門のスタッフによって撮影されたすごいビデオ作品よりも、中古のビデオカメラで撮影されたって分かるくらいの質感のビデオの方になぜか感情移入してしまい、そこにリアリティを感じてしまう。

これは、スケーターが真実味やリアリティに対して厳しくて鋭い視点を持っているからだと思います。

スケーターは、ドキュメンタリー性をスケボービデオに求めてしまうんですね。

なんでそんなに厳しい視点を持っているかっていうと、スケーターは、いつでも現実に身をおいて滑っているからだと思います。

スケボービデオやYouTubeの一見あり得ない夢のようなトリックの裏側には、ケガ、キックアウト、日々の練習といった現実があります。

スケートボードで目標のトリックを成功させたことがあるスケーターなら誰でも知っている、現実の積み重ね。

だけど、メディアやブランドや企業は、この現実を知らず、現実をすっ飛ばして、スケートボードのファンタジーの部分だけを取り出して、ビジネスをしようとします。

個人的には、スケーターの派手な振る舞いやファッション、警官や警備員とのモメごとばかり取り上げたりするのが一番キライです。

表面上のラディカルさだけを切り取った映像や、ただ単にキレイなだけという意味でのハイクオリティな映像では、スケーターは納得しません。そこに、真実味とリアリティがないと、「これはウソのスケボー」と一瞬で気づきます。

そういう意味では、今の時代のリアリティは、スマホで撮影された映像なのかなと思っていて、インスタグラムのタイムラインで表現されている映像に、今の若いスケーターは、リアリティを感じています。

と同時に、スケボーカルチャーは、ちゃんと引き継がれていて、中古のソニーのビデオカメラで撮影した作品を作っている若いスケーターも沢山います。

↓僕の地元富山の若いスケーターも、古いカメラで撮影して映像を作っています。

イケているスケートビデオというのは、単なるファインプレー集ではなくて、ひとつのドキュメンタリーとして成立している必要があります。

これからも、古いものと新しいものをミックスしながら、スケーターのリアルを伝えてくれる作品が出てくるのが楽しみです。

そして、自分自身も現実に身をおいて、滑り続けていきたいなぁと思っています。

今日は以上です。

 

 

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