どうも!稲垣です。
CHOCOLATEに、Chris Roberts(クリス・ロバーツ)っていうプロスケーターがいます。
アメリカのTV番組の司会者みたいな雰囲気なんですけど、実際に、番組の司会をやってます。
テレビではなくて、THE NINE CLUB(ザ・ナインクラブ)というYouTubeの番組の司会です。
THE NINE CLUB(ザ・ナインクラブ)は、プロスケーターやスケートボード界の著名人を招いて、色んな話を聞くという番組。
撮影時の心境、スケートボードへの思い、業界の裏話やスケーターの本音も聞ける番組で、すごく面白いです。残念ながら、日本語ではなくて英語です。(僕は、英語字幕を必死に追いかけて見てます。8割以上分からないけど、それでも面白い。誰か、日本語訳やって欲しい!)
最近のクリス・ロバーツは、このTHE NINE CLUB(ザ・ナインクラブ)の司会者としての活動やスケートパークBERRICS(ベリックス)のおふざけが多くて、実際にどんな滑りをするスケーターなのかを知らないという人が多いです。
僕のお店に来るスケーターの中でも、
「クリス・ロバーツって、本業は、タレントなんですか?」
みたいな感じの人がいたりしました。
日本のスポーツ界でも、現役時代の成績よりも、バラエティ番組でのキャラの方が目立っちゃって、実際にはすごい選手なのに、それを知らないっていう人がいたりしますよね。具志堅用高さんとか。
僕は、タレントとしてのクリス・ロバーツも好きなんですけど、滑りの方がもっと好きです。
クリス・ロバーツのスタイルは、なんといっても、マニュアルとカーブトリック。
ハンドレールやステアーは、ほとんど飛ばないし、猛スピードだったり、ありえない高さだったりもしないんだけど、何回も見たくなるし、見れば見るほど味が出てくるスルメのようなスタイル。
今のクリス・ロバーツの活動を見ていると、
「ホントにプロだったん?」
って感じもするんですけど、今から紹介する映像を見ると、「これはプロだわ」と納得すると思います。
↓これは、TRANSWORLDのフルパート。
↓これは、これまでのフッテージを再編集した映像。ちょっと長めだけど、見応えあり。
テクニカルなのに、せかせかしていないんですよね。メローな滑りがオシャレでイケてます。
僕は、クリス・ロバーツのグラインドの流しっぷりがめちゃくちゃ好きです。フルプッシュで突っ込むっていう感じじゃなくて、ゆったりしているのに、長い距離を削るグラインド。カーブから抜けた時の脱力感。ダウナー系スタイルの頂点と言っても過言ではないです。
すごいことやってるのに、気だるく、アンニュイな雰囲気のクリス・ロバーツのデッキが気になったら、チェックしてみてくださいね。今なら、バレンタインデーフェアで、20%オフです!