オーリーの次にマスターしたいトリック その3 キックフリップ

オーリーの次にマスターしたいトリック その3 キックフリップ

どうも!稲垣です。

今日は、オーリーの次にマスターしたいトリック その3を紹介していきます!

その1とその2は、↓こちらからどうぞー。

https://hi5sk8.net/next-to-orry-the-trick-you-want-to-master/
https://hi5sk8.net/next-to-ollie-the-trick-you-want-to-master-2/

カーブトリックとレールトリックが続いたので、今日は、フラットトリックということで、オーリーの次にマスターしたいトリック その3は、

https://youtu.be/cC7VEqn-mUM

キックフリップです!

スケボー初心者がいつかは絶対にやりたいと思っているトリック第1位だと思うんですよね。

僕は初心者の時に、生でキックフリップを見て、「絶対にいつかはできるようになりたい!」と思いました。

昔は、キックフリップができたら、地元ではスターみたいな感じでした。

ハウツーや情報が沢山ある今では、キックフリップはそんなに難易度が高いトリックじゃないですね。

前は中級者のトリックって感じだったけど、今は、やや初級者寄りのトリックになりつつあります。

とは言っても、キックフリップは、やっぱりカッコイイ!

僕は、回転系のトリックだとキックフリップが一番好きですね。

簡単にできるようになったとは言っても、プロスケーターも自分のパートの中でキックフリップをバンバンやってます。

スケートボードのカッコ良さって難しいことや危ないことをするってことじゃないと思うんですね。

完成度だったり、個性だったり、どこでやるかっていうスポット選びだったり、そういうのが評価される文化です。

キックフリップは、スケーターの個性が出るトリックだと思います。その証拠に、スケーターと会話していると、「俺はアイツのキックフリップが好きや!」みたいなセリフが必ず出てきます。

キックフリップは、シンプルなトリックだけど、見せ方を工夫することで、十分スタイルを発揮できるトリックですね。

キックフリップのコツ

30〜40cmくらいの高さのオーリーができていたら、

  1. デッキを浮かせるテールの弾き
  2. デッキを空中で水平にする前足の動き

この2つがある程度できているはずです。

この2つができていたら、キックフリップのメイクはそんなに難しくないはずです。

具体的には、キックフリップは、オーリーの時の「デッキを空中で水平にする前足の動き」を、少し変えるトリックです。

それ以外は、オーリーと同じですね。

ハウツーは、僕よりも↓こちらのプロスケーターの映像を見てもらうとして、

https://youtu.be/ces7qhP6NWM

僕がキックフリップをする時に意識していることをお伝えしますね。意識していることは、2つあって、

  1. 動きを小さく速く
  2. 空中で1回止まる意識(デッキが足にくっついてくるのを待つ)

この2つです。

デッキを回そうという意識が働くと、どうしてもムダな動きが多くなります。力で回そうとしちゃうんですね。

ムダな動きがあると、キックフリップはなかなかメイクできないです。

回転はするけど、デッキが変な方向に曲がってしまったり、デッキが回りきらずに足に絡みついてきたり。

ムダな動きを抑えるために、力を抜いて、動きを小さく速くする意識でやってみると、意外と簡単にデッキがクルッと回ってきますよ。

そんで、キックフリップができない人の症状で多いのが、

前足が地面に降りてしまって、後ろ足しかデッキに乗らない

っていうのがあります。

僕もキックフリップの練習を始めたばかりに、この症状に悩まされました。恐怖心から無意識に逃げているのが原因ですね。

これを防ぐために、2の「空中で1回止まる意識(デッキが足にくっついてくるのを待つ)」っていうのを意識しています。

どんな感じかというと、縄跳びの二重跳びをやる感じです。二重跳びだとつかみにくいなら、三重跳びでもOKです。

とにかく、両足を上げて空中に留まる意識でやってみてください。

最初は乗れなくても良いので、デッキが回転している間、両足が空中に浮いているようにする。

デッキが回るようになってきたら、少しずつ動きを小さく速くしてデッキに乗るようにトライしていってみてください。

オーリーと同じで、何かにつかまってやる練習も効果的ですよー。

キックフリップをオススメする理由

オーリーの次にキックフリップをオススメする理由は、

自信につながるから

です。

オーリーだけでも十分すごいと思うんですけど、キックフリップって、初心者には理解不能じゃないですか。

キックフリップができたら、ちょっとだけドヤることができるし、ドヤっても良いと思うんです。(ドヤる=ドヤ顔する)

キックフリップができるようになるまで練習する人って、多分、ほとんどいないと思います。

キックフリップをマスターしたら、スケートボードをやっている人の中でも、上位20%には入るんじゃないのかなぁ。

YouTubeやインスタグラムに出てくるあり得ないほど上手いプロやスケーターは、多分、上位1%とかです。

ほとんどの人は、オーリーにもトライしないし、プッシュすらもマスターしないまま、スケボーをやめていきます。

スケボーってマジで難しいし、転ぶと痛いから、それが普通だと思います。

そんなことを、キックフリップができるまで練習するって、めちゃくちゃスゴイことです。自信を持って良いことです。ドヤ顔したって良いんです。

キックフリップってスケーターとして自信を持てるかどうかのボーダーラインなのかもしれないですね。

オーリーがある程度できてきたら、ぜひキックフリップにトライしてください。

最後に、キックフリップに関して、ひとつだけ注意しなくてはいけないことがあって、

キックフリップをマスターしたら、あなたは一生スケボーをやめられない可能性があります。

仕事とか学校とかそういうことが手に付かなくなったりもするので、注意してくださいね。

↓この映像でプロのキックフリップが沢山見られます!

https://youtu.be/XvSXamwmFdo
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