どうも!稲垣です。
今週から、お店に作ったミニランプを開放しています。
高さ70cmくらいのミニミニランプ。コーピングはそれなりに出ているし、Rの半径が1800なので、ホントの初心者には少し難しいけど、良い練習になるのかなと思います。
実は、僕自身は、ミニランプが全然できません。人生でミニランプをやった時間を全部合計しても、2時間もないんじゃないかなぁというくらいミニランプをやってきませんでした。なぜなら、
オーリー原理主義にハマっていたから・・・。
オーリーもできないのにRなんて逃げだ!まずは納得できるオーリーをマスターしてからミニランプをやればいいんだ!と考えていたんですね。
高いオーリーこそ正義!というオーリー原理主義者です。(オーリー原理主義のおかげであきらめずにスケボーを続けてこられたっていうのもあるし、悪いことではないと思ってます。)
でも、ここ数年、「Rも滑れたほうが絶対に楽しいし、スタイル的にも重要だよな」と考えるようになりました。
なんでかっていうと、何年か前くらいから、アメリカではトランジションやコンクリートボウルの人気が高まっていて、昔より目にすることが多くなったからだと思うんです。例えば、
ANTIHEROのグラント・テイラー↓
CHOCOLATEのレイヴン・ターシー↓
KROOKEDのロニー・サンドバル↓
彼らのトランジションの滑りって、昔のオールドスクーラーとちょっと違う感じがする。
ブカブカのディッキーズの短パンにハイソックスに全身タトゥーにサングラスみたいな感じじゃなくて、ストリートスケートと地続きみたいなスタイルです。
それもそのはずで、彼らは、ストリートスケートもめちゃくちゃ上手いしカッコいいんです。特にグラント・テイラーなんて、そのへんのストリートスケーターを黙らせるくらいのスキルです。
そんで、こういう若いトランジションスケーターが現れて、周りに影響を与えた結果、ストリートでテクニカルなことをやっていたスケーターもトランジションをやり始めた。
気づいたら、トランジションとストリート両方できる、両方イケてるのが最先端でしょって感じになってきたのが今なのかなぁと思います。
融合スタイラーで僕が好きなのが、REALのイショッド・ウェアー↓
GIRLのコリー・ケネディ↓
イショッドもコリーも、トランジションを始めてから、雰囲気も少しダーティな感じになってカッコいいです。
日本でも大きなコンクリートボウルが増えてきているので、今後、ストリートとトランジションの両方がカッコいいスケーターが増えていきそうで楽しみっす。
自分は、まずはミニランプからコツコツやります。
今日は以上です!
ちなみに、CHOCOLATEのレイヴン・ターシーとGIRLのコリー・ケネディのシグネチャーモデルデッキには、トランジション仕様のシェイプもありますよー。
↑レイヴン・ターシーモデル。9.25インチの極太!カッコいいっす。商品ページへ
↑コリー・ケネディモデル。9.125インチでこちらも極太!コリーは、このデッキで回しもハンドレールもいっちゃう。商品ページへ