これからスケボーを始めるスケボー初心者にGIRLとCHOCOLATEのコンプリートデッキがオススメなワケ その1

どうも!稲垣です。

今日から、3回くらいに渡って、年末に発売をスタートするGIRLとCHOCOLATEのコンプリートデッキのオススメポイントや特徴をお伝えしていきます。

 

GIRL コンプリートデッキ 8インチ スケボー 通販 初心者 デッキ CHOCOLATE コンプリートデッキ 7.75インチ

この他にもデザインやサイズがありますよー。

結論から言うと、これからスケボーを始めるスケボー初心者にオススメのコンプリートデッキです。

なので、すでにスケボーをゲットして楽しんでいる人にとっては、読んでも「すでに知ってる」っていう情報だったりするんですけど、中には、

  1. スケボーを長く深く楽しむコツ
  2. GIRLやCHOCOLATEがどんなブランドなのか?
  3. スケボーを選ぶ時にどこを見れば良いのか?

っていう情報もあったりするので、興味があるあなたはぜひ読んでみてください。きっとこれからのあなたのスケートライフを楽しくするヒントが見つかります。

あと、自分はすでにスケボーを持っているけど、家族や友だちや同僚もスケボーを始めたいって言ってるなら、GIRLとCHOCOLATEのコンプリートデッキ、マジでオススメなので、ぜひ紹介してあげてください。

初回の今日は、

価格や品質だけでスケボーを選んでも、きっと楽しくないよ

っていうことをお伝えします。

一番安くて、一番品質が良くて、一番早く届くだけでは、スケボーを楽しめない理由

一番安くて、一番品質が良くて、一番早く届くスケボーでは楽しめない理由

コンプリートデッキの説明をする時に、多分、ほとんどのお店は、

  1. 価格
  2. 性能や品質

っていうのをプッシュしていると思うんですね。

どれだけお買い得なのか。どれだけ性能や品質が良いのかっていう理屈でお客さんを説得しようとします。

これから僕がお伝えしていくGIRLとCHOCOALTEのコンプリートデッキも、価格はお買い得だし、性能や品質も良いコンプリートデッキなので、もちろん僕もこの2つについてはお伝えします。

だけど、僕は、価格や性能や品質の前に、ブランドのバックボーンを知ってからの方が、スケボーは楽しいし、結果的に上達も早いと思っています。

なので、明日のブログでは、コンプリートデッキの価格や品質じゃなくて、まずGIRLとCHOCOLATEがどんなブランドなのか、どういうチームなのかっていうカルチャーやバックボーンについてお伝えする予定です。

どうして、価格や品質からじゃなくて、ブランドのカルチャーやバックボーンについてお伝えするかというと、

スケボーを買っても、トリックの練習をしなかったり、全然楽しめなかったりする人の特徴の1つに、スケートボードのカルチャーやバックボーンに興味がない

っていうのがあるからなんです。

逆に、スケボーが下手だろうがなんだろうが、長く続けていて楽しんでいる人って、滑ることはもちろん好きだけど、それと同じくらいスケートボードのカルチャーやバックボーンが好き

っていう人なんです。

なんていうか、トリックが上手いかどうかっていうよりも、スケーターとしての生き方にあこがれているというか。スケーターとして生きたいから、トリックの練習もしているという感じだと思うんですね。

つまり、スケートボードにとって、滑ったりトリックをしたりっていうのは、全体のほんの一部なんです。(もちろん必要不可欠です!)

それに、今では、インターネットで調べると、価格が安くて品質も良いスケボーなんて、沢山見つかります。

ただ単に「スケボーをする」っていう目的を満たすだけなら、僕のお店で売っている商品って「高いだけのもの」になってしまうと思います。

だけど僕は、「高いだけのスケボー」を売っているつもりはありません。高い理由がちゃんとあるのを分かっていて販売しています。

もしもあなたが、一番安くて、一番品質が良くて、一番早く届くっていう、合理的に考えて買って損がないスケートボードを探しているなら、今すぐこのページは閉じてもらって大丈夫です。きっとあなたが求めているスケートボードは見つからないと思うので。

スケボーをするっていうだけの目的じゃなくて、

  • スケーターってどんな人達?
  • スケボーって一体なんなの?
  • スケーターがカッコ良く見えるのはなんで?

って感じで、スケートボードに興味を持って、スケボーを始めてみようと思っているあなたは、ぜひ続きを読んでいってください(^^)

 

転んでいるほうがカッコイイなんてこと、他にある?

転んでいるほうがカッコイイなんてこと、他にある?

僕は自分のお店を、ただスケートボードを売るだけのお店じゃなくて、スケートボードをきっかけに始まるライフスタイル(僕はスケートライフって言ってます)を提案したり、サポートしていきたいと考えています。

カッコイイ人って、価格と品質だけで買い物していないと思いませんか?

価格が安くて品質が良いものを選ぶ、いわゆる賢い買い物をするのもスマートで良いんだけど、カッコイイ人って、その逆をやってたりするんですよね。

移動するだけならデカイ車なんていらないし、音がうるさいバイクもいらない。座るだけならプラスチックの椅子で十分です。

だけど、カッコイイ人って、「これ使いにくいんだけどさぁ」なんて言いながらお気に入りのモノを嬉しそうに、楽しそうに使い続けてたりします。

きっとその人にしか分からない魅力があって、絶対に譲れないポイントがあるんですよね。

そんで、価格や品質が良かったとしても、魅力やポイントがないものは選ばない。本当に好きなものがぶれない。好きなものは変わったりするけど、価格や品質だけでは左右されない。

そういうライフスタイルだから人とは違うし、普通じゃなくてカッコイイ。

スケボーってまさにそういうものなんですよ。

僕がいつも言ってることなんですけど、スケボーって転んでいないヤツより、転んでいるヤツの方がカッコイイんです。

そんなことってなかなかないですよね。僕は、スケーターって、お笑い芸人とかロックンローラーとか、そういうのに近いものだと思っています。ダメならダメなほどカッコイイ。人と違うことがカッコイイ。そんな価値観で生きているのがスケーターです。

 

スケーターは、列から離れて遊ぶアリ

スケーターは、列から離れて遊ぶアリ

合理的で賢くてスマートな生き方を否定しているわけじゃないし、そういう人が世の中を便利にしてくれているし、より良くしていってくれていると思います。

だけど、スケーターみたいに不合理でバカで「なんの意味があるの?」っていう生き方をする人もいていいと思うんです。

アリの群れには、必ず一定数、変な行動をするアリがいるそうです。他のアリが食べ物を見つけて、列を作って真面目に働いている一方で、なんにもなさそうなところにいってフラフラしているアリがいます。

何してんの?意味あんの?って思うんですけど、新しい食べ物の在り処を見つけてくるのってそういうアリなんだそうです。

フラフラと遊んでいるアリがいないと、アリの群れ全体が食いっぱぐれるかもしれない。つまり、フラフラと遊んでいるアリの行動にも意味があるってことなんです。(ただ、フラフラと遊んでいるうちに孤独に死んだりもするそうですけど。)

僕は、スケーターってこのフラフラと遊んでいるアリだと思うんですよね。

やっていることに意味はないんだけど、意味のない行動が新しい価値を生んだり見つけたりする。

最近、大手スポーツメーカーが、スケートボードを猛プッシュしているのも、これの現れなんじゃないかなぁと思ってます。

スケーターがスケーター自身でスケートボードカルチャーを作り上げてきたからこそ、他のスポーツにはない楽しさや価値基準ができあがった。

企業やブランドが、売るために作ったものじゃないんですよね。ただただ自分達が良いと思うこと、楽しいと思うことを追求してきた結果、他のスポーツやカルチャーに飽きた人をひきつけ始めている。そういう状況になってきているんですね。

 

面倒くせぇけど、やっぱりスケボーは生き方なんだぞ。

面倒くせぇけど、やっぱりスケボーは生き方なんだぞ。

というわけで、僕は、スケボーは、価格と品質だけで選んでも楽しめないと考えています。

バックボーンやカルチャーなんて、賢い買い物にはジャマだけど、そこに悩むからこそ、今後のあなたのスケートライフが面白くて楽しくなっていきます。

なので、明日以降お伝えするGIRLやCHOCOLATEというブランドが、あなたのスタイルに合わないこともあると思います。

「このチームのスタイルは、自分が目指す生き方と違うなぁ」

って思うかもしれない。スケボーを売って生活している僕にとっては、これはリスクなんです。

だけど、このリスクを避けるとダサいスケートショップになっちゃうんです。

「価格が安くて品質が良いよ」っていうことだけをプッシュしていれば、お客さんは「お得な買い物ができる」のかもしれない。結果的に、簡単に売上が作れるのかもしれない。だけど、そういうのは、他のお店や会社がやってくれたら良いと思ってます。

僕は自分のお店を「このチームのスタイルは自分が目指す生き方と違うなぁ」と気づいてもらえるようにしたいんです。買う人に合うかどうかを価格と品質以外の部分でも選べるようにしていきたいと思っています。

「お買い得!しかも壊れません!」しか言うことがないスケートショップに、僕自身が行きたいと思いませんし。

「自分は、こういう価値観やスタイルが好きだし、そういう風に生きていきたいんですが、オススメのスケートボードブランドってありますか?」

と聞かれて答えられるスケボーショップになって、お客さんと一緒に、できるだけ長くスケボーを楽しんでいきたい。そんな風に思ってます。

というワケで、ちゃっちゃとスケボーを買って、ちゃっちゃと楽しみたいあなたにとっては、「面倒くせぇ」って感じだと思うんですが、「列から離れて新しい価値や楽しみを見つけながらスケボーを楽しんでいきたいぞ」というあなたは、明日以降のブログにもお付き合い頂けると、何かしらの良いことがあると思います。

明日は、GIRLというブランドのバックボーンやカルチャーと僕が受けた影響を元に、あなたにGIRLをおすすめする理由をお伝えします!

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