どうも!稲垣です。
トリックの練習、がんばってますか?
スケートボードのトリックって本当に難しいので、上達しない自分にガッカリすることもあります。僕もいつもヘコむことが多いです。
そんで、スケボー初心者の場合、やる気をそがれる原因が大きく2つあると思うんですね。
それは、
- 恐怖と
- 人の目
この2つです。
僕も未だにこの2つが気になります。
「怖いなぁ。ケガしたくないなぁ。」
「なんか見られているとやりにくいなぁ。コケたら恥ずかしいし。」
という感じです。
あなたは、どうですか?こんな感じで練習していても、全然トリックに集中できないってことないですか?
今日は、僕がいつもやっている、恐怖心をなくし、他人の目を気にしなくなる方法をお伝えします。
恐怖はなくならないけど、コントロールできるぞ!
まず恐怖を感じなくさせる方法。
結論からいうと、そんなもんはありません。ていうか、恐怖は、スケートボードにとって、なくしてしまってはいけないものなんです。恐怖を乗り越えてトリックをメイクするからこそ、他では味わえない高揚感を味わえます。
なので、恐怖が全くなくなるということはありません。だけど、恐怖はコントロールすることができます。方法はとても簡単で、自分が恐怖を感じなくなるまで、目標を小さくするんです。
- 高さ10cmの障害物を飛ぶのが怖いなら、5cmにしてみる。
- 高さ30cmのレールが怖いなら、15cmにしてみる。
- スピードが出すぎて怖いと感じるなら、もう少しゆっくりやってみる。
なんだか根性なしみたいでカッコ悪い感じがしますが、できないことをやってケガをするよりも全然マシです。恐怖で体が固まってしまう場合、それはまだトライするレベルじゃないです。
スケボーでケガをする時って、だいたい体が固まったときなんです。なので、怖くて体が思い通りに動かなかったり、途中でデッキを捨ててしまっている場合は、続けても意味がないので、目標を小さくしましょう。
つぎに、他人の目を気にしない方法。
スケートボードでは、コケている人の方がカッコイイのだ!
方法というか、価値観の話になるんですけど、スケートボードってコケている人の方がカッコイイんですよ。
ウソだと思うでしょ?でも本当なんです。
日本の社会や教育って、失敗している人、真っ先にやる人、ガチでやっている人をカッコ悪いとか落伍者とかバカとかアホとかそういう風に評価しますよね。英語の時間に発音が正しい人の方が笑われるみたいな。
だけど、スケートボードでは違います。失敗している人、真っ先にやった人、ガチでやっている人こそカッコイイんです。だから、ガチで真っ先にやってコケた人が一番カッコイイ。
だって、コケている人って、できないことにトライしているってことなんですよ。
できることだけやっているスケーターとできないことに常にトライしているスケーター。
どっちがカッコイイですかね?意見は色々あるかもしれないけど、僕は常にトライしているスケーターの方がカッコイイと思います。
トライするトリックに上下はないんです。プッシュだろうが、高さ10cmのオーリーだろうが、長さ10メートルのハンドレールだろうが、そんなのは関係なくて、常に少しでも上手くなろうとしているってことが大切です。
パークなんかにいくと上手いスケーターが全然転ばずにスイスイ滑って、カチカチとトリックを決めていて、上手い人はコケないなぁと思う時があるんですけど、そこに至るまでに沢山転んでます。嫌になるくらい失敗しています。スケートボードってもはや、トリックの練習なのか、転ぶ練習をやっているのか分からないくらいです。
危ないことをした方が良いとか、そういう意味ではなくて、自分ができないことにトライしてみる。成功したら最高だけど、トライ自体に価値がある。僕はそう思います。
僕なんかは、「最近転んでないなぁ。ダメだなぁ」と思ったりします。できることだけをやって終わってるってことなので、上達していないってことですから。それって、せっかくスケボーをやっているのにもったいないですよね。
だから、転んでいる姿を見られるのが恥ずかしいなんて思う必要はないです。
まともなスケーターなら、誰かができないことをできるまでトライしていたら、きっと自分事のように応援して、メイクした時は、一緒に喜んでくれるはずです。誰かができないことができるようになる瞬間って、スケートボードの最高の時間なんです。
以上が、恐怖心と他人の目を克服する方法です。
恐怖心と他人の目を気にしなくなると、自然と集中力が高まります。今に集中することが、スケートボードのトリックの成功率を上げることにつながるはずです。ケガに気をつけて、トライしてみてください。応援しています!