どうも!稲垣です。
ANTIHEROのクラシックイーグルデッキ20%オフキャンペーンは、4月15日で終了でーす。この機会にチェックしてみてくださいませm(_ _)m
ANTI HEROは、これまでにいくつかビデオ作品をリリースしているんですけど、基本的には、いつもツアーの様子を編集したものになっています。
↓最新作は、これ。
↓こちらは、名作と呼ばれているTENT CITY。
スケーターが大きなバンに乗り、全米や世界を巡りスケートして、テントを張り、BBQをして、ビールを飲み騒いで、キャンプするというのが、ANTI HEROのツアーのスタイルです。
スケボーだけで生活しているライダーもいれば、他の仕事をしながら滑っているライダーもいます。チームでツアーだ!となると集まって、バンに乗り込みスケボーの旅に出ていく。ANTI HEROのツアー映像を見ていると、みんな、人生のベースにスケートボードがあって、それをしっかりと守っている感じがします。
僕もまだ死んでいないので、予測なんですが、人生って長いようで短いと思うんです。特に、自分の体を思い通りに動かせる若い時間は、あっという間です。
僕が今まで会ってきたほとんどの大人は、こんな風に考えていました。
「これが終わったら、好きなことをやる。」
「これ」に入ることは、人それぞれ違っていました。
お金が貯まったら、
何歳になったら、
子供が大きくなったら、
環境が整ったら、
やる気になったら、
という感じで、ほとんどの人は、自分から向かっているというよりは、その時が来るのを待っているようでした。
待っている間に、人生という器には、どんどん色んなものが詰め込まれていきます。
詰め込んでも役に立ちそうもないものでパンパンになりつつある器。
そんな器に、ようやく本当に入れたいものを入れようと思ったら、それが思ったよりも大きすぎて、もう器には入りそうにない。このことに気づいた大人や老人は、どんな風に思うのか。
もしも、自分が年を重ねた時に、「この器には、もう入らないんだな」と気づいた時のことを考えると、小さな欠片ですら、くだらないことを入れたくありません。
世の中には色んな考えがあると思うんだけど、僕は、
本当はやりたくないことをやっていて、本当にやりたいことができなかった
これが、最悪だと思うんですよね。
これに比べると、
やりたいことがなくて、ボーッとしている
というのは、全然良いです。
今年42歳になって思うのは、周りの人達があまりにも真面目で、我慢を良いものとし過ぎているんじゃないかということです。
めちゃくちゃ極端に言うなら、「1秒足りとも、自分の人生を嫌々差し出すなよ」と思っています。
財布から勝手に1円抜かれたら「なんや!」と怒ると思う。なのに、仕事やプライベートで、自分の大切な時間(人生)を他人に差し出しています。
僕は、今の所、絶対に死にたくないと思ってます。1,000年でも2,000年でも生きていたいです。
こういう話をすると、「そんなに長生きしたくない」とか「命を軽く見ている」と言われることがあるけど、本当にそうかな?と思います。
80歳くらいで死にたいわーっていう人でも、今日、「余命3ヶ月です」って言われたら、命乞いすると思うんですよ。多分、こういう人の方が命を軽く見ているし、死ぬことを考えていないし、人生が限られているということを知らない。
自分はいつか死ぬ、人生は限られているという前提で生きていないと、いつまでたっても本当にやりたいことって始められないのです。
ANTI HEROチームのツアー映像を見ていると、過激で退廃的で反社会的でカッコいい。だけど、いつもどこか虚ろです。
こんなことができるのは、人生でほんの一瞬なのだと、ライダーも、見ている僕たちも、心のどこかで分かっているからなのかなと思います。
だからこそ、人生の器には、大切なでかいものから入れるべきだと、そんな風に思います。
今日は以上です!