どうも!稲垣です。
今日のメルマガメンバー限定ブログの内容は、
です。
どうも!稲垣です。
世の中には、「世界はこうだったらいいのに」と考える人と「世界はこのまま変わらずいてくれたらいいなぁ」と考える人がいる。そんなことも考えず生きている人ももちろんいる。
俺は、「世界はこうだったらいいのに」と考えて生きている人だ。だから、基本的には、いつも不満足な状態で生きているということになる。
「世界はこのまま変わらずいてくれたらいいなぁ」と考えている人は、満足しているのだろう。だから、もしも変化が起きて、自分にとって良くない状況になると困るのだ。
そういう意味では、スケーターは、常に不満をつのらせながら生きている人たちだと思う。
イリーガルな部分がある遊びだから、取り締まりに対する直接的な不満もあるけど、それ以前に、この世に対する不満を持っているから、スケボーを始めたという部分があると思っている。
今は、親に買い与えられたり、親の影響でスケボーを始める世代が出てきているけど、そんなことは、俺の世代では、ほとんど考えられないことだった。
学校の部活にも、不良のたまり場にも、文化的な交流にもなじめない。かといって家でじっとしていられず、常にいら立っているような少年がハマる遊び、それがスケボーだった。
スケボーが身体的にハードなのも、いら立つ少年たちには良かった。パンクバンドのライブで他の客と体をぶつけ合いながら叫ぶのに近い。身体的な痛みが、いら立ちには、逆に心地よかったりする。
このいら立ちに対して、大人は、便利な言葉を用意することで、俺たちを説得しようとする。
反抗期。
反抗期だから、どんなことにも反抗する時期。時期が過ぎれば大人しくなるよ、という意味合いなのだろうけど、大人になってもいら立っている自分からすると、ふざけた言葉だと思う。
大人が言う反抗期というのは、一人の人間が、世界や社会に対してまっとうな意見を持ち始めた時期なのだ。
どう考えても大人たちが間違っているのに、それを変えようとしないことに気づく。しかも、それを自分では変えようがない現実を知る。
こんな状況、どう考えても、イライラする。かといって、学校の窓ガラスを割るのはダサい。だったら、スケボーするしかないじゃん。となった少年たちが世界中にいたし、今も沢山いる。
スケボーが、街にダメージを与えるだけの暴力的な行動だったら、俺達はこんなに熱狂したとは思えない。
どうして、スケボーは、俺達を熱狂させ、オリンピック競技になるくらいの影響力を持つようになったのか。
答えは、カッコいいからだ。
カッコいいことは、理屈を超えて、世界を変える力がある。
ビートルズも、クイーンも、Appleも、マイケル・ジョーダンも、みんなカッコいい。
何をやるにもカッコよくやろうとする人たちが、多くの人に影響を与え、新しい価値に気づき、世界は変わってきた。
俺は、スケボーにもその力があると思っている。マジで、スケーターが一番カッコいいと思っている。
スケーター的価値観が浸透したら、世界は、もっと良くなると信じている。
スケーター的価値観というのは、別に、スケボーじゃなくても気づくことができる普遍的なことだけど、俺は、スケボーを通じて気づくことができた。
DIY精神、芸術性、挑戦すること、そして何より、個人を尊重すること。
自分と他人の違いがあることを知り、認めること。スケボーを楽しむために一番大切なことだ。
多くの人がスケボーを楽しむことで、個人を尊重するという価値に気づき、世界が良くなっていくと信じて、俺は今日も店を開けるぞ。
今週も、質問が届いているので、それにお答えします!
いつもメルマガ楽しみに読ませてもらっています。
スケボーを始めて半年程です。最近オーリーのコツをほんの少しだけ掴みかけてきたのですが、まだまだ安定したオーリーをこなす程にはなっていません。
そこで、もう一度軸を安定させるために初心に帰ってエンドオーバー、エンドウォーク、ドッグウォークの練習を多めに取り入れるようにしているのですが、あまりの下手さにびっくり(特にドッグウォーク)で、まだまだ自分はスケボーを乗りこなせていないんかなと痛感し、これじゃ安定したオーリーもまだ難しいのかなと思ってしまいました。
稲垣さん的にこれらの3つのトリックはどれくらい重要性があると思いますか?これらよりマニュアルをもっとこなした方が良いでしょうか?
新潟県 いけさん
いけさん、良い質問ありがとうございます!
エンドオーバー、エンドウォーク、ドッグウォークというトリック。
これは、ストリートのトリックじゃなくて、フリースタイルというジャンルのトリックです。
とはいえ、ストリートスケートでも、じゃんじゃん使うトリックだし、流れの中でさらっとやると、通なスケーターから「こいつ、板に乗れてるな」という評価をもらえるトリックだったりします。スケボー上手い人って、こういうトリックがガチで上手くてビビります。
オーリーの前に、この3つのトリックが完璧になっていたら、オーリーのマスターには、めちゃくちゃ役立つと思います。実際、俺も、お店に来るスケーターには、いつもやったほうがいいとアドバイスしてます。みんな、あんまりやらんけど。
マニュアルと、これらの3つのトリックの重要性に、差はないと思います。どっちも成功を目指してトライする価値があるトリックです。
どちらがオーリーに役立つかという意味でも、比べる意味は、あまりないのかなと思います。
あえて、どっちを先にやったほうがいいかと決めるなら、エンドオーバーかなぁという感じです。
ドッグウォークは、見た目以上に難しいトリックです。オーリーができる人でも、完璧にできる人って、かなり少ないんじゃないかな。俺もドタドタしちゃいます。
オーリーとマニュアルの関係って、バスケットボールのシュートとパスに近いと思っていて、
シュートが上手い人って、パスも絶対に上手いんですよ。
手の動きは違っていても、狙ったところにボールを投げるという意味では同じなんです。
オーリーは、デッキのテールを地面に叩きつけるトリックです。
マニュアルは、テールを地面に付けないようにするトリックです。
テールを自分でコントロールするという意味では、同じような気がするんですよね。力加減の問題だけというか。
そういう意味で、テールマニュアルは、オーリーの習得に必須だと思っていて、やったほうがいいと伝えています。
時間の許す限り、エンドオーバーもマニュアルも同じくらいやったほうがいいと思うし、最短でオーリーにたどり着くより、スケボー自体を楽しんだほうがいいと思います。
今週のおすすめアイテムは、PIZZA SKATEBOARDS(ピッツア スケートボード)です!
PIZZAっていうブランドがピザ柄のスケボーしか売っていない。できそうでできないバカ加減です。尊敬という意味でスゴイことです。GIRLがトイレマークのデッキを出しているのも同じ意味でスゴイと思ってます。
PIZZAは、グラフィックはバカ全開ですが、滑りは、スタイル全開です。
テクニック、スキル、ド根性とすべて揃った一流チーム。ふざけてるのはデッキのグラフィックだけで、滑るとめちゃくちゃカッコいい。
デッキの特徴は、コンケーブが緩めで踏みやすいシェイプ。ノーズやテールも小さめなので、オーリーの時に弾きやすいし、フリップも回しやすいです。ガチガチに硬いプレスなので、耐久性もバッチリ!ぜひ一度お試しください!
今週は、VANSのAlright, Ok。
Elijah Berle(イライジャ・バーレ)とGilbert Crockett(ギルバート・クロケット)の2人をフィーチャーしたビデオ。
イライジャは、スケーター オブ ザ・イヤー獲りにいったなぁというパートでしたが、めちゃくちゃすごかったです。
滑りは、これまでのイライジャの得意トリックが一段階も二段階もスケールアップしていて、寄り道せず、我が道を行った男のスタイルっていう感じでした。
イライジャやギルバートの風貌がもはや俳優レベルだし、ビデオの編集とBGMも映画みたいで、アメリカのスケボー凄すぎです。やっぱりスケボーは、アメリカンカルチャーなんだなぁと感じたビデオでした。必見です!
こないだまでブラックフライデーセールっていうのをやっていたんですけど、間髪入れずに、サイバーマンデーセールがスタートしました!
サイバーマンデーセールでは、全商品が対象になる20%オフクーポンをプレゼントしています。
クーポンコード:mon1130
使用期限12月6日
お買い物の時にこのクーポンコードを入力してくださいねー。
10,450円のデッキが、2,090円お得な、8,360円でゲットできたりします。
デッキは、送料無料&デッキテープ1枚プレゼントっていうのも実験的にやってます。好評なら定番化しようと思ってます。
セール商品も20%オフ対象になるので、かなりお得っすー!
メルマガメンバーからの質問を募集中です。
トリックの練習方法、モチベーションを保つコツ、買おうか迷っているアイテム(他店のアイテムに関しては答えないぞ)について、など、スケボーのことで困っていることがあったら、質問を送ってください。俺のできる範囲でお答えします!
質問を送るときは、↓このフォームを使ってねー。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
今週のメルマガメンバー限定ブログは、ここまで!
あなたのスケートライフが最高に楽しくなるように応援しています!
Hi5 稲垣より