イチローの引退会見で分かったスケボーを楽しむ方法

イチローの引退会見で分かったスケボーを楽しむ方法

どうも!稲垣です。

イチロー選手が引退しました。

僕は、そんなに野球を見たりしないのですが、さすがにイチロー選手の凄さは知っています。凄すぎるので、凄いとしか言えない人です。

たまにイチロー選手が、テレビでインタビューに答えたりするのを聞いていると、

「ものすごく合理的なのに、野球への情熱は、誰よりも熱い。そして、なんでも自分で考えてやる人なんだな」

という印象を持っていて、イチロー選手の考えを参考にしたりすることもあります。

そんなイチロー選手の引退会見。どんなことを話すのかなと聞いていたら、最近、僕がモヤモヤしていたことをズバッと言っていました。↓こんな感じのことです。

「これからは草野球を楽しめる。だけど、これまでプロとして厳しい環境に身をおいて真剣に取り組んできたからこそ、本当の意味で草野球を楽しむことができる」

これ、サラッと言ってたんですけど、ものすごいことだと思うんですよ。実は、ほとんどの人が気づいていない「楽しむ」ということの真実なのではないかと思うんです。

日本とメジャーで記録を破り続けた世界最高のバッターが、「本当の草野球を楽しむことができる」と言っているんです。おそらく、めちゃくちゃ楽しいと思います。高低差というか温度差というか、振り幅が凄いから。

このイチロー選手の言葉に、僕は気づいたんです。スケボーも、やっぱり、「真剣に滑る」と「ゆるく滑る」の両方必要だな、と。

スケボーの楽しみ方なんて人それぞれです。勝手に自由にやって良いと思います。

だけど、僕が楽しいと思うスケボーには、やっぱり、ムキになってトリックにトライするということが必ず含まれています。

転んで、ケガして、挫折して、っていうトライをやらないと、「今日はオーリーなしでノンビリ滑るわ〜」というゆるい楽しみは生まれない。

イチロー選手が、先に厳しい野球をやり抜いたあとに、これからは純粋に野球を楽しめると言ったように、スケボーも、まずは、真剣にトライしてみることが大切です。そのあとに、ゆるく楽しむスケボーが待っています。

スケボーって、「ゆるく楽しむこと」だけを目標にやると、多分、上達しないです。なんでかっていうと、トリックがマジで難しいから。嫌でも、真剣にムキになって練習する必要がある。

ゆるく楽しんでいることだけを続けていると、ずーっとトリックができない状態が続きます。そんなの楽しいわけないです。楽しくないことは続けられないからやめてしまう。なので、まずは、自分がやってみたいトリックに真剣にトライしてみることが大切だと思います。

トライした結果、ケガしたりするけど、ご褒美に、ゆるく楽しむスケボーが待っています。

トライと楽しむことを行ったり来たりすることが、スケボーを楽しんで続けていくために必要なことなのかなと、イチロー選手の引退会見で気付かされました。

試合後に、イチロー選手とチームメイトがハグしたり、ハイファイブしているシーンを見て、「チームメイトって良いなぁ」思ってしまいました。

スケボーは、チームでやるものじゃないから、野球みたいなチームメイトっていう感覚があんまり芽生えなかったりします。でも、僕は、パークやスポットでは、トリックを決めたスケーターにも失敗したスケーターにも、拍手とハイファイブを贈ります。トライしたスケーターは、それだけでカッコいいから。

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