スケボーロボが現れたら、スケボーやめちゃう?

スケボーロボが現れたら、スケボーやめちゃう?

どうも!稲垣です。

最近、色んな物事が便利に効率的になってますよね。

今まで人間がやっていた仕事を、コンピューターや人工知能が代わりにやってくれたりして、「人間の仕事がなくなっちゃうー!」なんていう、困ってるんだか嬉しいんだか分からない悲鳴も聞きます。

あと、生産性がない人はダメとかなんとかって発言して問題になってる人とかもいます。

効率とか生産性の話で言うと、スケボーなんてやっていてもなんにもならないじゃないですか。

むしろ街を傷めたりするやっかいな存在だったりするから、「スケーターなんていなくなれ!」って思ってる人もいるかもしれない。

そんなスケボーも、オリンピック以降は、もしかしたら、生産的なスポーツとして認められるかもしれない。大会を開催して、人が集まってスケボーがお金になるようになると、大人たちから、生産性があるとみなされます。

野球少年が壁に向かってボールを投げてたら「お!将来はプロになるのか?がんばれよ!」なんて声をかけられるように、スケーターが街でグラインドしていたら、「お!将来はオリンピック選手か?がんばれよ!」って声をかけられるようになるかもしれない。

だけど、行動全てに意味とか生産性とか効率とかを求められると、「スケボー下手なのに続けるのムダ」ってことになりかねないのが嫌だなぁと、僕は思うんですよね。

スケボーが上手くないと意味がない、大会で勝たないと意味がないなんてことになると、僕なんて無意味な人間ですよ。無意味が板に乗って滑ってるだけ。

実際、スケボーに乗って滑ることなんて元々無意味なことです。たまに、「自分はセンスがないから」「自分は下手だから」みたいな理由で、スケボーに没頭できない人がいたりするんですね。

なんの根拠も証拠も論理もなく言っちゃいますけど、下手でもスケボーやっていいし、楽しんでいいです。

効率とか生産性を求められる社会になると、人間は機械に勝てないし、もしかしたら、スケボーロボットみたいなのが現れて、完成した瞬間から全てのトリックを完璧にこなすこともあるかもしれない。

そうなったとしても、僕たちは、スケボーをやめないと思うんですよね。

だって、スケボーを続けるモチベーションの源泉って「もっと上手くなりたい」じゃないですか。

あるお金持ちが、「この世の全てをお金で買えると分かった瞬間、物欲が消えた。欲しいものはなにもない。」と言っていたんですね。

つまり、できないトリックがある間は、まだまだスケボーを楽しめるってことだと思うんですよね。

スケボー初心者の時は、なにもできないのが恥ずかしかったり、なにもできなくてモチベーションが続かなかったりする時もあるけど、「あー!スケボー難しいわー!!」ってキレながらでも良いので、今日も練習しましょう。絶対に楽しくなっていくから。応援してます!

今日は以上です。

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