どうも!稲垣です。
スケボー初心者の時に、オーリーはできなくても、とりあえずマスターしておきたい3大トリックと言えば、
だと思います。
プッシュやマニュアルは、まだトライしやすいけど、ショービットって、初心者の時だとオーリーより難しく見えません?
実際、レギュラースタンスのショービットが苦手っていうベテランスケーターもいたりします。
僕は、ショービットの調子はいつも気にしていて、デッキやトラックを換えた時にショービットの周り具合がしっくり来ないと、
「うわー、あんまり自分に合ってないかも・・・」
と心配になったりします。なので、そんな時は、ショービットを念入りにやって、調子を整えます。
逆に、滑り始めからショービットが力を入れずにさくさく決まる時は、オーリーの調子も良かったりして、気持ちよくデッキに乗れている感じがします。
ちなみに、↓これが以前撮影した僕のショービットです。
ヒザの調子が良い時だったでの、キレイに回せてます。
ショービットは、スケボーのテールとノーズを入れ替えるトリック。
テールを後ろ足で軽く蹴って、180度くるっと回します。
上手くいかないときは、多分、前足が全然使えていないということが多いです。
ショービットは、後ろ足だけで回そうとすると、デッキがあらぬ方向に動いてしまって、乗ることができません。
前足で軽く送り出す動きを意識すると、クルッと体の真下で回しやすいです。
そんで、この前後の足の力加減というか、デッキの中心をしっかり把握しているかどうかっていうのが、オーリーにもすごく大切な感覚だと思うんですね。
デッキの中心が自分で分かっているかどうかというのは、オーリーだけじゃなくて、これからトライするあらゆるトリックでめちゃくちゃ重要です。
年に数回やってくるめちゃくちゃ調子が良い時は、無意識なんだけど、デッキの中心を完全につかんでいて、デッキが常に体の真下で動いてくれます。
スケボーが上手い人は、筋力や瞬発力よりも、この「デッキの中心把握力」が高い人だと、僕は思っています。
アメリカのプロスケーターにデーウォン・ソンという人がいるんですけど、この人なんかは、常にデッキの中心を捉えて滑ってるので、↓こんなことが可能です。
参考にならんくらいすごいですけど、この人が乗っているスケボーも、僕たちが乗っているスケボーも同じスケボーです。とりあえず、練習次第では、もしかしたら、こういうこともできるかもしれないということですね。
オーリーは、コツをつかまないかぎり一生できないですけど、デッキの中心を捉えるのは、毎日練習すればするほど、体で理解できてくるものです。
初心者のときは、できるトリックが少ないのでなかなかやる気がでないですけど、ショービットは、集中して練習する価値があるトリックです。あきらめずにトライしていきましょう!
今日は以上です。
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