スケボーのウィールの硬さとかサイズとか形の話。

スケボーのウィールの硬さとかサイズとか形の話。

どうも!稲垣です。

これからスケボーを始める人からよく聞かれる質問が、

「ウィールが違うと何が変わるんですか?」

という質問です。

ウィールには、硬さ、サイズ、形に違いがあって、それぞれに特徴があって、もちろん、ウィールが違えば乗り心地も変わります。

ただ、これからスケボーを始める人だと、あんまり細かい違いは分かりにくいというか、ウィールに初心者用っていうのはないので、一番定番的なタイプを買っておくのが良いです。

僕のお店で初心者の人におすすめしているのは、

  • 硬さ:99DU
  • サイズ:52mm
  • 形:クラシックシェイプ

です。これを基準に、少しずつ自分に合うウィールを探していくのが良いのかなと思います。個人的に一番おすすめなのは、SPITFIRE FORMULA FOUR 99DU CLASSICです。

サイズは、小さいとスピードが出にくくなるけど、安定感が増すし、軽くなって回転系トリックがやりやすいです。大きくなると、スピードが出やすいし路面が悪くても進みやすくなります。

SPITFIREのFORMULA FOURは、すごく良いウレタンを使っていて、すり減りにくく、パンクしにくく、長持ちします。本当にパンクしないので、助かります。熱による変形にも強いので、安定した滑りになってくれますよ。

↓実際にSPITFIREのFORMULA FOURがどれくらい耐久性があるか実験した映像。

https://youtu.be/BqEjW3jFGFE

そんで、硬さは、最近、99DUよりも硬い、100DUや101DUも人気があります。

SPITFIRE FOMULA FOUR スピットファイアー フォーミュラフォー ウィール クラシック 101DU 01

↑これは、SPITFIRE FORMULA FOURの101DUです。

僕は、101DUを使ってます。理由は、ちょっとゴツゴツしたアスファルトだと、99DUよりも、101DUの方がスピードを出しやすいからです。

柔らかい99DUの方が悪路では良さそうなイメージですが、101DUのほうが変形しにくく進みやすいです。

ただ、パークやランプのようなツルツルした路面だと、101DUは、スリップしやすかったりします。99DUの方がグリップが効いて粘ってくれますね。

ストリートやランプで滑るなら、99〜101DUで、クルージングでスムーズに滑りたいなら、80DU以下という感じですね。

で、一番判断が難しいのが、ウィールの形ですよね。

この辺はかなり細かい違いなので、ハッキリと体感するためには、相当滑り込んだスケーターじゃないと難しいのかなと思うんですが、基準だけでもお伝えしておきます。

クラシックシェイプっていうのは、↓こういう形です。

SPITFIRE FOMULA FOUR スピットファイアー フォーミュラフォー ウィール クラシック 101DU 01

丸みを帯びていて、接地面積が少なめですね。

↓これがコニカルシェイプというやつです。

ちょっと角ばっていて、接地面積が広いですね。

コニカルシェイプは、クラシックシェイプに比べて、角が地面に当たって、カーブやターンの時にグリップが効きやすいです。ただ、接地面積が広い分摩擦が大きくなって、スピード性能では、劣ります。

直線的な動きがメインのストリートで滑っている分には、あんまり変わりないかなぁと思うんですけど、ターンを多用するコンクリートボウルやスピードが出やすい広いパークだと、違いが出てきますね。

最近は、内側と外側の形が違う↓こういうシェイプも出てきています。

SPITFIRE LOCK INS シェイプ
https://youtu.be/IDm_xYgcX9Y

SPITIFIRE LOCK-Insというウィールです。パークもストリートも両方滑るっていうハイブリッドなスケーターが増えてきているので、その要望に答えた形ですかね。

僕の周りには、クラシックシェイプじゃないと嫌やーっていうスケーターもいたりするし、新しいシェイプをどんどん試しているスケーターもいます。

スケボーって、実はデッキよりも、ウィールやトラックの方が滑り心地やトリックに影響するので、追求していく価値はあると思いますよー。

今日は以上です!

SPITFIREのウィールをチェックする>>

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