9インチャーにあこがれて

9インチャーにあこがれて

どうも!稲垣です。

最近、自分が乗るデッキのサイズを色々と試しています。

痛めていた膝が少し良くなってきたので、本気滑りをしようと思ったら、8インチ以上のデッキだと、フリップが全然回らない。

ということで、7.8インチを試してみたら、やっぱり軽く回ってくれて良い感じ。

でも、太いデッキの安定感も魅力ということで、極太の9.2インチでスラッピーを練習したり。

なかなか自分のデッキサイズを決められないんですけど、できれば9インチ以上のデッキに乗りたい。デッキとウ◯コの太さは、健康のバロメーターだからね。

僕は、来年で43歳になります。30代は、8インチがメインでした。

最近スケボーを始めた人からすると信じられないかもしれないけど、僕が20代のときは、みんな7.5インチや7.6インチに乗ってました。一番細くて、7.4インチにも乗ったぞ。

10年くらい前、アメリカのスケーターのデッキサイズが太くなるのに合わせて、僕も8インチに乗っていると、

「8インチは太すぎですよー。7.75くらいがちょうどいいですよー。」

なんて言っていたヤツが、今は、ANTI HEROの9.5インチに乗って「最高」なんて言っている。

そう、極太デッキの時代がやってきているのです。

こないだ、サンフランシスコのレジェンドベテランスケーター、ミスタースムースオペレーターこと、チコ・ブレネスが発表したパートが話題になりました。

このパートでチコ・ブレネスが乗っているデッキが、どれも9インチオーバー、時には、10インチっていうときもあります。

回すなら細めデッキという僕達のカチカチ頭を打ち砕く、軽やかなフリップトリックの数々とスムーズなライン。

スケートボードって、サーフィンから生まれた遊びで、これまでは、サーフィンから離れていく形で進化してきたけど、このチコ・ブレネスのパートを見ると、サーフィン感があるんですよね。

ストリートサーフという言葉がピッタリなスタイル。ここ最近、新しい流れが生まれてなかったスケートボードに新しい風を吹き込んだ名パートだと思います。

このパートのリリース以降、太めのデッキでもストリートやれるじゃん!という感じで、気になっているスケーターも多いと思うし、僕のお店でも実際に問い合わせが増えました。

チコ・ブレネスの7X7パートが9インチオーバーデッキスタイルの決定打って感じがするんですけど、僕としては、忘れてほしくない人がいるのです。

それが、↓この人。

ストリートもボウルも攻めたいならコリー・ケネディは、要チェック!

コリー・ケネディです。

GIRLのプロスケーターなんですけど、飲酒運転で事故を起こしてしまい、今は、服役中です。あと3年で出てくるはず。

僕が、「太いデッキでストリートやるの、めちゃくちゃカッコいいじゃん!」って思ったのは、コリー・ケネディの↓このパートを見てから。

https://youtu.be/owKbwFn7zF0

コリー・ケネディは、元々は、めちゃくちゃテクニカルなストリートスケーターでしたが、CHOCOLATEのレイベン・ターシーやANTI HEROのグラント・テイラーの影響で、バーチカルやコンクリートボウルに傾倒していったみたいです。

だけど、NIKE SBのパートでは、バーチカルのトリックがひとつもないです。多分、作品のコンセプトでそうなったんだと思うんですが、それが結果的に、このパートの個性を引き出したと思います。

バーチカルやコンクリートボウルで乗るようなぶっといシェイプのデッキで、次々とストリートを攻めるコリー・ケネディ。今までに見たことないスタイルでぶっ飛びました。

回せるんや!ハンドレール行くんや!って感じで、興奮しながら見てました。

このパートでは、実は、GIRLじゃなくて、ANTI HEROのデッキに乗ってます。GIRLからは、当時こういうシェイプが出ていなかったんですね。その後、GIRLから、コリーのシグネチャーシェイプが9.125インチという太さで出ます。

このパート以降、9インチ以上のデッキでストリートを攻めるスケーターが気になってしまって、デッキの太さばかりチェックするようになりました。

GIRLの新人プロ サイモン・バネローは、9.25インチで、4連発ハンドレール超えオーリーをメイクしてました。

 

 
 
 
 
 
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@simonbannerot 🤯 Happy Birthday Si Mon #SimonBannerot #GirlSkateboards

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このオーリー4連発は、サーフ、スケート、スノーという横乗り遊びの究極の形じゃないのかなと思う。太いデッキに太いパンツっていう今の空気感もあって、マジ最高。

チコ・ブレネス、コリー・ケネディ、サイモン・バネローが、個人的にはトップ3って感じなんですが、日本にもめちゃくちゃカッコいい9インチャーがいます!

まずは、↓この人!

YouTubeで、ぐんぐんチャンネルっていうのをやってる、ぐんそーさん。10インチで、しかもノーズなしのデッキでパートを作ってしまうというヤバさ。あと、フリップが入っているのがすごい。極太デッキで回しちゃうというのが、このスタイルのミソだと思います。ハーフキャブフリップ、マジカッコいい。(YouTubeチャンネルも面白いのでぜひチェック!

もう1人が、↓この人。

EAZY M!SSの田島頼努。もしかしたら、この人は、9インチじゃなくて、8.7インチとかそれくらいかもしれないけど、そんなの関係ない。

太いデッキで、この動き。最高。なにが最高って、フリップの軽さ。何度も言うけど、太めデッキスタイルで大切なのは、回せるかどうかだと思う。あと、個人的には、太いパンツも好き。

と、ここまでブログを仕上げていて、アップするかーと思っていたら、オーストラリアにとんでもない若手がいました。

Rowan Davis(ロワン・デイビス)。GIRLのアマチュアかフローだと思う。GIRLやCHOCOLATEの9.2インチを乗り回して、この攻めっぷり。今後が楽しみ。

ということで、僕も、7.8インチでフリップを回す感覚を取り戻しつつ、9インチデッキでストリートに出かけていきたいと思ってます。

ANTIHERO GNARHUNTERS 9.55
GIRL BEETLES コリー・ケネディ 9.25インチ

「太くしてみたいけど、重たくなるじゃん」っていうあなたには、トラックは、THUNDERの軽いやつがおすすめですよー。

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太めのデッキでコンプリートデッキ欲しいけど、何を選んで良いのか分からん!というときは、LINEから相談してくださいねー。

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