憧れと子供心を利用して、スケボーを楽しみながら上達する方法

憧れと子供心を利用して、スケボーを楽しみながら上達する方法

どうも!稲垣です。

毎日、色んなスケーターがお店に遊びに来てくれて、お買い物をしてくれたり、ミニランプで滑っていったり、お店の前で練習したりと、Hi5もスケボーショップらしくなってきました。

「他のお店で聞いたり、インターネットで調べても分からないことがあって・・・」

という感じでお店に来て相談するスケーターも多いです。

そんで、こないだ↓こんな相談がありました。

「上手くなりたいのはもちろんなんですけど、かっこいいスケーターになるには、今から何をしたら良いですか?」

という相談。

彼は、まだスケボーを始めて1ヶ月くらいで、プッシュを練習中のスケーターです。

スケボーは、上手くなるだけでも超大変。さらにかっこいいスケーターになろうと思うと、人生をかけて挑む必要があるんじゃないかと思うんですけど、僕は、こんな↓風に答えました。

「今は、憧れの存在が必要な時期。真似したいスケーターを見つけて、とことん真似てみて良いんじゃないかな。」

スケボーの楽しみ方なんて自由だし、好きなようにやったら良いと思うので、これは僕の個人的な考えなんですけど、自分がカッコいいと思うスケーターの真似をするのって超重要だと思います。

カッコいいスケーターになるためには、自分なりのカッコいいスケーターの定義を決める必要があるし。

「誰かの真似するなんてダセいんじゃない?スケボーは個性が重要でしょ!」

という意見、僕も賛成なんですけど、スケボーを始めたばかりで、オーリーもできない時には、やる気にブーストをかけてくれる憧れの存在が超重要だと思うんですよね。

なんで憧れの存在が重要かというと、子供心を取り戻すことができるからです。

僕の経験上、新しいことを始めて上達する力は、大人より、子供のほうが全然強いです。

なので、子供心を取り戻すことで、スケボーの上達スピードを早められると思うんですね。

それじゃあ、子供心って何?ってことになるんですけど、

子供心って、何かになりきることができる心だと、僕は思っています。

子供って、大好きな戦隊ヒーローやアニメの主人公になりきって、ずーっと遊んでたりしませんか?

なにかになりきっている時は、誰の声も届かないし、疲れも感じない、めちゃくちゃ集中した状態になれます。

大人から見たら、何が楽しいのか分からない、「異常なテンションで、何かになりきっている状態」の時、子供はものすごい成長していると思うんですよね。

スケボーも一緒で、自分が憧れる「こんな風に滑りたい!」というスケーターになりきって滑ると、プッシュやマニュアルといった基礎的なトリックも楽しくなるし、集中して練習できるし、上達も早くなる。

憧れのスケーターを見つける方法は、とても簡単。

YouTubeでハウツーを見続けるのをやめて、スタイルが出まくったフルパートやフルレングス作品をチェックする。Thrasher(スラッシャー)やトランスワールドのYouTubeチャンネルをチェックするだけでも、かなりの数の作品をチェックできます。

僕らの世代は、インターネットがなかったので、VHSテープのスケートビデオを買って、テープが擦り切れるまで見てました。

 

誰かに勝ちたい!とか、大会で優勝したい!とか高得点をとりたい!って思ってスケボーを始める人って、今の所ほとんどいないと思うんですよね。

スケボーって、カッコいい!楽しそう!もてそう!っていう、純粋な憧れや好奇心や欲求で始められる数少ない遊びだと思います。

その気持ちを失わず、憧れの力を利用して、子供心を取り戻してスケボーを楽しんでいってみてください。応援しています(^^)

今日は以上です!

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