どうも!稲垣です。
スケボーをやるなら、上手いだけじゃなくて、カッコいいスケーターになりたくないですか?
トリックの高さ、数、速さで競い合うより、カッコいいかどうか?っていうのは、すごく大切なことだと、僕はいつも思っています。
そんで、カッコいいスケーターとそうでないスケーターの違いって何かなぁと考えていたら、ひとつ分かったことがあります。それは、
DIY精神で生きているかどうか
です。
DIYっていうのは、Do It Yourself.の略で、直訳すると「あなた自身がやる」。
日曜大工の言葉だと思われてますが、僕は、もっと大きくて深いものだと思っていて、
自分自身で人生を切り開いていく精神
という風に捉えています。
なので、単に、木を買ってきて自分で棚を作るっていうことで収まらず、自分の人生をどうしていくかっていうことに影響を与える考え方だと思っています。
お店にやってくるイケてるスケーターは、自分たちでTシャツを作っていたり、映像作品を作っていたり、セクションを自作したり、自分たちの手でスケートパークを作れないか考えてみたり、DIY精神に溢れています。
DIYを実践しているスケーターは、仕事をしていなかったり、人付き合いが苦手だったり、一般的な社会に馴染めない人が多い印象です。
社会に馴染めないからこそDIY精神が培われたのかなぁと思ったりもします。
ほとんどの人は、オギャーと産まれてから死ぬまで、与えられた世界が普通だと思い、それに合わせて生きていきます。
嫌なことや理不尽なことがあっても、「社会ってこういうものだから」「人生ってこういうものだから」と自分を抑えて、社会に合わせて生きていきます。
でも中には、合わせられない人間もいるんですね。
そういう人間が、DIY精神で、ないものを自分で作って、社会を変えてしまったりします。
iPhoneを作ったAppleの創業者スティーブ・ジョブズもそういう人間ですよね。昔、Appleは、↓こういうCMを作っていたりします。
もしかしたら、スケートボードって、企業やブランドが若者のために作った遊びだと思っている人もいるかもしれないんですけど、そうじゃないんです。
スケートボードは、サーファーが陸でもサーフィンしたいと思って作ったのが始まりです。
ハッキリ言ってこの始まり方、アホでしょ。
ていうか、木の板で波乗りしようとした時点で、相当アホだと思うんですよね。
でも、アホだけど、天才です。
サーフィンのこと詳しくないけど、波乗りを始めてくれて本当にありがとう!と僕はお礼を言いたいです。
木の板で波に乗るという、アホで天才なアイディアを実現して、今では、アスファルトの上を滑りながら、板と一緒に飛び上がることもできてしまう。
この進化、エゲツなくないですか?
木の板にタイヤ付けて飛んでるんですよ?
僕たちスケーターには、このアホ天才のDIY精神が引き継がれています。
与えられたもので満足せず、理不尽を我慢せず、ないものは自分で作るというDIY精神でスケボーを楽しんでいけば、絶対にカッコいいスケーターになれるはずです。
今日は以上です!