とりあえず一番低いオーリーをマスターしよう!

どうも!稲垣です。

温度って不思議だと思うんですよ。

だって、熱さは無限なのに、冷たさには限界があるんですよ。

絶対零度っていうのがあって、温度は、-273.15が一番低い温度。

子供の頃には、「そんなの不公平じゃん!」と意味不明に憤っていたんですけど、今日は、オーリーの話。

なんで、絶対零度の話をしたかっていうと、実は、オーリーも一番低いオーリーっていうのがあるんじゃないかと思ったからなんです。

高さは、無限だけど、低さには限界があるのでは?と、ある時思ったんです。

そしたら、やっぱり一番低いオーリーっていうのがあることが分かったんです。

オーリーって、スケボーのテールを弾いて、弾いた時の反発力を利用するトリックです。

ってことは、スケボーのテールが地面についた時のノーズの高さが、一番低いオーリーだと思うんですよね。↓こういうことです。

一番低いオーリー

オーリーの完成に関しては、色んな定義があると思うんですけど、僕が考えている正しいオーリーというか、マスターするべきオーリーっていうのは、

最高到達点で、ノーズの高さとテールの高さが同じになる。

です。

なので、↓こういうのは、違うのかなと思ってます。

間違ったオーリー

↑こういうオーリーも低い段差に乗る時に使ったりするので、大きい枠ではオーリーなんですけど、この形で高さを求めていっても必ず壁にぶつかるし、キックフリップなどのトリックにも繋がりません。

なので、一番低くて良いので、ノーズの高さにテールが追いつく正しいオーリーをマスターしたいです。

具体的に一番低いオーリーの高さは、20cmくらいになると思います。(デッキやトラックやウィールで多少誤差があります。)

たった20cmに思えるんですけど、高さ20cmの完璧なオーリーができたら、色んなトリックができるようになります。

グラインド、スライド、キックフリップ、ヒールフリップといった、オーリーの延長線にあるトリックにスムーズにトライできるし、オーリーができていたら、成功率もかなり高いものになります。

スケボー初心者の時は、どうしても「高いオーリー」が正義になりがちです。

そんで、高いオーリーっていうのを証明するために、高い物を飛び越えるっていうことになって、物を飛び越えてさえいれば、自分はオーリーができているっていう間違った方向に進んでいきがちです。

そうではなくて、高さ20cmの一番低いオーリーでいいので、↓こういうキレイなオーリーを目指して行きましょう。

一番低いオーリー

実際、ノーズの高さにテールを持ってくるという意識でやると、キレイなオーリーがやりやすかったりします。試してみてくださいね。

今日は以上です!

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