どうも!稲垣です。
このページでは、これからスケボーを始めようと思っているけど、何をどうやって選んだら良いのか分からないというあなたのために、
- どうしてスケボーを選べないのか?
- スタイル別にオススメのスケボーを紹介!
- 実際にスケボーを通販で購入するときの注意点
を紹介しています。
この3つのポイントをおさえることで、スケボー初心者でも、安心してインターネット通販でスケボーを購入することができますよー。
どうしてスケボーを選ぶことができないのか?
一言にスケボーと言っても、楽しみ方は様々です。
ストリート、ランプ・バーチカル・ボウル、パーク、クルージングなど、目的によって、選ぶスケボーも変わってきます。
インターネットで色んなスケボーを見ても、「どれが自分に合っているのか分からない」という場合、自分がどんな風に楽しみたいのかが分かっていないという場合がほとんどです。
まずは、あなたがこれからどんな風にスケボーを楽しんでいきたいかを想像してみてください。
まだ、イメージが全く分からないという場合は、YouTubeでスケボーの映像を沢山見たり、近所にスケートパークがあるなら、見学に行ってみるのもアリです。まずは、どんな風に楽しみたいかを決めるのが大切ですね。
楽しみ方のスタイルの細かい違いが分からなくても、「映像で見たスケーターがカッコいいから、この人みたいになりたい!」という純粋な憧れで楽しみ方を決めてもOKです。
自分の中でのスケボーの楽しみ方が決まったら、それに合わせてスケボーを選んでいきます。
スタイル別にオススメのスケボーを紹介!
スケボーは、楽しみ方によって選ぶスケボーが変わってきます。
ここからは、スタイル別に、どんなスケボーを選べば良いのかを紹介していきます!
ストリートスケート
町中でガーガーという音を立てながらスケボーで移動して、町中にある壁、縁石、レールなどを使ってトリックを決めるスタイルが、ストリートスケート。
トリックの種類としては、
- オーリー
- キックフリップ
- グラインド
- ボードスライド
というトリックがあります。今は、このスタイルが一番人気ですね。
ストリートスケートを楽しめるスケボーを選ぶ時のポイントは、
- 高品質なデッキ(板)とトラック
- 硬いウィール(タイヤ)
この2つです。
ストリートスケートは、スケボーのスタイルの中でも一番激しい動きをします。
なので、品質が悪い低価格のスケボーだと、すぐに壊れてしまいます。
デッキは、しっかりとプレス加工され、形状も美しいものを選びましょう。
トラックは、スケボーの曲がり具合を左右するハンドル的な役割を果たします。
狭い町中を滑り抜けていくためには、高性能なトラックが欠かせません。デッキと同じように、トラックも高性能で高品質なものを選びたいです。
ストリートスケートでは、ウィール(タイヤ)選びも超重要です。ウィールが低品質で柔らかいものだと、ストリートスケートトリックの幅が狭くなってしまいます。
ウィールの硬さは、DU(ディーユー)という単位で表されます。
ストリートスケートでは、99〜101DUという硬さのウィールがおすすめです。
最近では、101DUくらいの硬めのウィールのほうが、アスファルトでもスピードを出しやすく人気が高いですよ。
ランプ・バーチカル・ボウル
ランプ・バーチカル・ボウルといのは、↓こういう半円形のセクションの中で楽しむスケボーのスタイルです。
最近は、ストリートスケートもランプ・バーチカル・ボウルも両方やるよーっていうスケーターが増えてきています。
大ざっぱに言っちゃうと、ストリートスケート用に購入したスケボーでも、ランプ・バーチカル・ボウルを楽しむことができます。ただ、ランプ・バーチカル・ボウルだけをやるとなると、ストリートスケート用のスケボーよりもやりやすいスケボーもあるので、ここではそちらを紹介しますね。
ランプ・バーチカル・ボウル用にスケボーを購入するときのチェックポイント
- 幅が広めのデッキ
- デッキ幅に合わせたトラック
- 速いベアリング
この3つをチェックしてください。
ランプ・バーチカル・ボウルは、半円形の中を滑るります。なので、平坦で直線的な動きが中心のストリートスケートに比べて、スケボーの安定性が必要になってきます。
ストリートスケートだと、男性は、幅が7.8から8インチくらいが主流ですが、ランプ・バーチカル・ボウルでは、8.3インチ以上を選ぶ人が多いです。
ランプ・バーチカル・ボウルでは、ほぼ真っ逆さまに下るような場合があり、細いデッキだと不安定になります。幅が広いデッキなら、足を安定して乗せることができるので、滑りも安定します。
ランプ・バーチカル・ボウルでも、トラックは、ハンドルの役目を果たす重要なパーツです。デッキにサイズがあるように、トラックにもサイズがあります。
ランプ・バーチカル・ボウル用に幅が広いデッキを買ったのに、トラックは幅が細いと安定性はアップしません。デッキの幅に合わせてトラックも、幅が広いタイプを選びましょう。
最後のポイントとしてランプ・バーチカル・ボウルを楽しむ時は、速いベアリングを選んだほうがいいです。
ストリートスケートは、スケーター自身が地面を蹴ってスピードを調整できますが、ランプ・バーチカル・ボウルでは、地面を蹴ることができず、スピードを重力に頼ることになります。
この時、遅いベアリングでは、すぐに失速してしまい、スケーティングやトリックを楽しむことができない場合があります。
なので、ランプ・バーチカル・ボウルでスケボーを楽しむ時には、速いベアリングを選ぶのがおすすめです。
スケボーのベアリングには、ABEC(エイベック)という規格があります。この数字が大きいほど速いベアリングになります。
最近販売されているスケボー用のベアリングは、ABEC3〜11くらいです。ランプ・バーチカル・ボウルを楽しむなら、最低でもABEC7以上から選びたいですね。
パークスケート
スケートパークにも色んな種類があるのですが、今回は、↓こういうパーク。
地面が白いコンクリートで固められたコンクリートパークで滑る場合です。
地面がアスファルトという場合は、ストリートスケートの方を参考にしてください。
コンクリートパークは、路面がキレイで滑りやすいし、セクションも町中にあるものを模して作られているので、擬似的に、しかも安全にストリートスケートを楽しめます。
最近では、日本にもコンクリートパークが増えてきて、町中では滑らないけど、コンクリートパークでならストリートスケートを楽しむという人も多いですね。
町中でやるストリートスケートは危ないからムリだけど、コンクリートパークだったらやりたい!という場合に、スケボーを選ぶ時のポイントは、
- 高品質なデッキ(板)とトラック
- 硬さ99DUのウィール(タイヤ)
です。
1の高品質なデッキ(板)とトラックは、ストリートスケートの場合と同じです。
違いは、ウィールです。ストリートスケートの場合は、99〜101DUと硬さに選ぶ幅があるのですが、コンクリートパークで滑るなら、99DUがおすすめです。
コンクリートパークは、アスファルトに比べてツルツルとしていてスリップしやすい路面です。
101DUのウィールだと硬すぎて頻繁にスリップしてしまい、少し危ないです。
99DUのウィールなら、グリップが効くので、コンクリートパークでも安定して滑ることができますよ。
クルージング
最後は、クルージングスケート。最近、人気になってきているスタイルです。
ストリートスケートのように難しくて危ないトリックはしたくないけど、町中を移動するようにスケボーを楽しむのが、クルージングです。
普段はストリートスケートをしているけど、ちょっと近所までの買い物の時は、クルージング用のスケボーを使うっていうスケーターも多いです。
トリックではなく、移動が目的なので、できるかぎりスムーズに滑ることができるスケボーを選ぶことがポイントです。
クルージングスケートの場合のポイントは、ひとつだけ。
- ウィールは、柔らかく大きめを選ぶ
です。
スケボーのウィールは、硬くなるほどガーガーという音がして、滑り心地も硬くなります。
ウィールを柔らかくすることで、スムーズで静かな乗り心地を楽しむことができます。
ストリートスケートでは、99〜101DUでしたが、クルージングスケートでは、70〜90DUのウィールを選びましょう。
そして、サイズも大きめのほうが、スピードが出やすく気持ちいいクルージングが楽しめます。
ストリートスケートでは、直径が50〜54mmくらいのウィールを選ぶのですが、クルージングスケートでは、54〜60mmくらいの大きめのウィールがおすすめです。
デッキやトラックのサイズは、幅が広めだと安定感が増します。小さめのデッキやトラックだと、持ち運びが楽で、小回りが効きます。この辺は好みで選んでOKですね!
実際に購入するときの注意点
どんなスタイルでスケボーを楽しむかを決めて、どんなスケボーを選べば良いのかも分かったら、実際に購入となります。
でも、購入する時に注意したいポイントがいくつかあるので、そちらも紹介しておきますね。
- どれくらいの価格のスケボーを選ぶべきなのか?
- どんなショップで購入するべきなのか?
この2つのポイントをお伝えします。
どれくらいの価格のスケボーを選ぶべきなのか?
インターネットでスケボーを探すと、色んな種類、ブランドが見つかります。そして、価格もバラバラです。
予算はできるだけ抑えておきたいけど、おかしなスケボーを買ってすぐに壊れるのも困りますよね?
実は、スケボーは、価格をチェックすると、大体の品質が分かります。
セール価格になっている場合もあるので、判別が難しいですが、そんな時は、定価をチェックしましょう。
デッキ(板)なら、9,000円以上のものであれば、品質的にはOKです。かといって、並行輸入品でムダに高くなっている20,000円とかは高すぎです。
9,000円から13,000円の価格帯のものであれば、信頼できるブランドで高品質なデッキですね。
中には、ノーブランドで無地(プリントされていない)の高品質で低価格なデッキもありますが、初心者には判別が難しいので、僕はおすすめしていません。
最初から全てのパーツが組み立ててあるコンプリートデッキを選ぶのもアリです。この場合のおすすめの価格帯は、10,000円以上から。
僕の経験では、10,000円以下のコンプリートデッキは、品質が低いものが多いです。中には良いものもあるのかもしれないですが、10,000円以上、できれば、15,000円くらいのコンプリートデッキを選ぶのがおすすめですね。
どんなショップで購入するべきなのか?
インターネットでは、色んなショップがスケボーを販売しています。その中からどのショップで購入するべきなのか?
僕は、サポートの有無をチェックするべきだと思っています。
スケボーは、購入後の方が、分からないことや困ることが多いです。
初心者の時は、
- どうやって練習していけば良いのか分からない
- スケボーの乗り心地がおかしいけど、故障なのかどうなのかも分からない
といったことがよく起こります。
そんな時に、「売って終わり」というショップで購入した場合、もしかしたら、初期不良品なのに交換や返品ができないってことになるかもしれません。
最近は、スケボーがブームになってきて、企業がネット通販でスケボーを販売している場合もあります。そういう場合、スケーターのスタッフではない、単なるサラリーマンが販売を担当していたりします。
そういうショップで購入した場合、アフターフォローは、かなり厳しいものになると思います。
できれば、地元のスケーターをサポートしているローカルスケートショップで、ネットでの情報発信やサポートも熱心に行っているショップを選ぶのがおすすめです。
購入する前に、↓こういう部分はチェックしておきたいですね。
- 返品・交換はできるのか?
- お客さまの声
- ブログの内容
以上が、スケボー初心者が通販でコンプリートデッキを買う時の注意点です。
- 楽しみ方を決める
- 楽しみ方に合ったスケボーを選ぶ
- アフターフォローをしてくれるショップで購入
この3つのポイントをおさえることで、スケボー初心者でもネット通販で安心してスケボーを購入することができます。
僕がスケボーを購入したの20年以上前です。当時何も分からずに地元のスケボーショップで購入したのですが、運良く、この3つのポイントをおさえることができて、20年以上スケボーを楽しむことができました。
この経験を元に始めたのが、僕のお店Hi5(ハイファイブ)というスケボーショップです。
Hi5でも、スケボー初心者におすすめのコンプリートデッキを販売しています。
これまでに、825人以上の人が選んだスケートボードで、↓こういった悩みを解消できます。
- 板やパーツの種類が多すぎて、何を選んで良いか分からない・・・」
- 「すぐに壊れてしまうスケボーは嫌だな・・・」
- 「他のスケーターに見られても恥ずかしくないスケボーにしたいな・・・」
- 「一人で始めるんだけど、分からないことがあったらどうしよう・・・」
すごく人気があるコンプリートデッキだったので、さらにパーツをアップグレードしました。
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