スケボーを”ゆるく楽しむ”ことのホントの意味

あけまして、おめでとうございます!

スケボーショップHi5の稲垣です。

2019年最初のブログは、スケボーの楽しみ方について書こうかなぁと思ってます。

あなたは、スケボーをどんな風に楽しんでいきたいと思ってますか?

スケボーは、ストリート、パーク、ランプ、クルージングなど、色んな楽しみ方があるんですけど、そういった滑る場所やスタイルとは別に、

ゆるく楽しみたい

っていう表現をする人がけっこう多いです。

僕自身も、「今日は、ゆるく滑るわぁ」なんて言ったりもします。

この「ゆるく楽しむ」って、一体どんな意味なのか?どういった定義なのか?っていうのは、曖昧なままに使われていることがほとんどだと思います。

僕の場合は、

トライするトリックの目標を小さくして、ミスを少なくするし、ミスっても大きなケガにはならないように楽しむ。

という意味合いで「ゆるく」を使っています。

なので、ゆるくないスケートでは、目標を大きくしたり、スピードを速めにして、トリックにトライします。歳を重ねるごとに、ゆるくないスケートができる日が減っていて、膝を悪くしてからは、全てがゆるいスケートになってます。それでももちろん楽しいです。

つまり、僕が使う「ゆるく楽しむスケート」というのは、自分ができることの限界よりも、下のラインで楽しむということですね。

そこで、去年の年末にリリースされた、↓この映像を見てみてください。

スケボービデオとしては、なんというか、たどたどしい動きだし、トリックも低いし、スピードも遅いし、完成度も低い。もちろん、スタイルなんていうのはない。

これは、TIRED(タイレッド)というスケートボードブランドがリリースした映像です。

TIREDは、これまでも、こういう素人っぽい映像をリリースしていて、そのたびに、

「ゆるくて楽しそう!これならできそう!」

って感じで、おっさんスケーターや「ゆるくスケボーを楽しみたい」という人達に影響を与えてきました。

僕も、「TIREDは、ゆるくて良いよね」って感じでいたんですけど、TIREDがリリースしてきた映像をじっくり見返すと、全然ゆるくないんですよ!ゆるいどころか、みんなガチでトライしているんですよ!

今って、インスタやYouTubeで、ものすごい滑りやトリックを見るのが当然になっているから、TIREDの映像を見ると、ゆるくてほんわかするんですけど、実は、全然ゆるくない。むしろ攻めてる。トライしまくってる。

このTIREDの映像は、THRASHER MAGAZINE(スラッシャー マガジン)で配信されているんですけど、よくよく考えたら、 THRASHERが、ただゆるいだけのスケボー映像を配信するわけないんですよ。そこには、なにかしらの意図や目的があって配信しているはず(深読みしすぎ?)。

TIREDの映像が、ただ単にレジャーのお供に、仲間がワイワイやってるスケボーだったら、誰も見ないし、THRASHERが取り上げるわけがない。

TIREDの映像に出てくるスケーター達全員が、本気でトライしている。だけど、その結果、ゆるい雰囲気になっているというのが大切だと思うんですよね。

そもそも、ゆるいという言葉には、「楽しい」ということも含まれているような気がします。

本気でトライして、それでも、ゆるい(楽しい)

これって、簡単そうで、実は、とても難しいことかもしれません。

僕が、TIREDのゆるさに惹かれるのは、どうしてなんだろうと考えてみると、キーワードとして、仲間っていうのが浮かんできました。

一人でスケボーをしているときって、あんまりゆるくやれないんですよ。どうしても、集中してガチになっていく。

だけど、仲間と一緒に同じテンションでゆるく滑ると、あの、TIREDの映像のように、本気だけど、ゆるくなる。

ゆるさは、仲間と一緒に作るものなのかもしれません。

TIREDの人気の秘密は、仲間とのゆるい時間なのかも!と気づいて、年末に一人で興奮しました。

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スケボーは、孤独に自分と向き合う時間が必要だけど、仲間と過ごすゆるい時間も大切だということっすね。

今年は、スケボーショップとして、ゆるい場や時間をお届けできるように頑張りたいです。

そして、あなたと仲間との間に、沢山のハイファイブが生まれるように応援しています(^^)

今年もスケボーショップHi5をよろしくお願いいたします!

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